大きくする 標準 小さくする

2014年09月29日(月)更新

[いいね!]1個で100円手当!? 社員のアイデアをFacebookで公開する会社

少し前の新聞に、長野県伊那市にある精密部品設計の「スワニー」という会社の記事が掲載されていましたが、気に留めた方はいらっしゃるでしょうか?
 
なんと!製品に関する社員のアイデアを自社のFacebookに掲載し、読者が付けた[いいね!]1個を100円相当の「技術手当」として支給する制度を始めたのだそうです(*^_^*)

 
201409291423_1.jpg


設計担当の女性が「木製コーヒースプーン」の写真や製造過程を投稿した際には、150個の[いいね!]が付き、15,000円の手当が支給されたそうです。
 
その後、同社のブログでは、「まぁ、社長からは取りすぎだ!焼肉おごれ!と言われていますがね・・・('ー')」なんて、楽しいやり取りもありましたが、今日見たら[いいね!]が「644」になってましたから、社長は青くなってるかもしれませんね(笑)。
 
ちなみに、社員が1ヶ月に申請できるアイデアは3件まで、Facebookに投稿後、1ヶ月間に得た[いいね!]が評価の対象、というルールがあるようですから、1ヶ月を過ぎて[いいね!]が増え続けても、手当は増えません。
 
それはともかく、こんな施策ができるのも、基本的に業績のいい会社だからですよね(*^^)v 景気が低迷すると、世の中は大きく「儲かっている会社」と「儲かっていない会社」に分かれるわけですが、「儲かっていない会社」が何もできないのに対し、く「儲かっている会社」は前向きな投資をどんどんできるので、その差は開くばかりです。
 
同社は、新型の3Dプリンタをいち早く導入し、先端的なものづくりに取り組む会社ですが、日頃から社員には「業務以外でも3Dプリンタなどを使って自由にものづくりしてOK!」と言っているようで、Facebookには、試作した小物や、地元企業と連携してつくった伊那市のキャラクター「イ~ナちゃん」のおもちやなどが掲載されていました。
 
つまり会社側には、こうした遊び感覚のものづくりを通して、社員の技術力や商品企画力を向上させたいとの狙いがあるわけですが、それらがFacebookで公開され、社外の評価も得られるようになれば、さらに社員は意欲的になりますよね(^_-)-☆
 
おまけに、「製造業のソーシャルメディア活用としては全国でも珍しい試み」としてマスコミにも注目され、現に新聞にも載ったわけですから、この施策は十分“もと”が取れたのではないでしょうか(笑)? 
 
どんな時代でも、社長のユニークなアイデアと、迅速な決断力+実行力で、活路が見い出せるものです。この事例を参考に、楽しみながら経営のアイデアを広げてみてください(@^^)/~~~
 
 
 
 
 
 
 

 

2014年09月19日(金)更新

石原流情報活用術 ~自分のフィルターに引っかかるものだけを蓄積する~

その昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、このところめっきり秋めいてきましたね。秋は思考を深めるには最高の季節ですので、そろそろ来年の計画も立て始めたいところです。
 
さて、今回は私の情報整理術に関する質問を取り上げてみました。あまり参考にならないかもしれませんが(笑)、ひとつの方法としてご提案します(*^_^*)
 
== 質 問 ==
 
石原先生は「業界業種を問わずコンサルする」と決めてから、様々な人や情報と出会っていく中で、それらの情報をどのように整理し“その時”を待たれていたのでしょうか?
 
== 回 答 ==
 
情報の整理法は良く聞かれますが、私は、メモを取ることは一切ありません。見るモノ・聞くモノ・感じることに、フィルターをかけていて、そのフィルターに引っかかることのみを自然に蓄積するという方法を身につけています。
 
== 解 説 ==
情報の整理法は良く聞かれますね(^.^) いつ本や雑誌、新聞を読んでいるのですか?とか、ネットをどれ位活用しているのですか?・・・等、特に私のポッドキャストを聞かれている方たちからの疑問は凄いようで「なんでそんなに何でもカンでも知ってるんですか?」とか、果ては「先生は知らないことが無いのですか?」まで、本当に最近良く情報の整理法等を聞かれるようになっています。
 
で、私なりに、自分を観察・分析した結果ですが、私はどうも、ある一定のフィルターをかけて物事を見たり・聞いたり・体験しているようで、そのフィルターにかかったことを自然に無意識に記憶できるようになってしまっているようです。
 
どんなフィルターをかけているかは企業秘密ですので、言えません(最近私が何でもタダで教えたり、話してしまうので、秘書や会社スタッフからなるべく自粛してください命令が出ています…笑)が、このフィルターにかかった情報は必要な時に「え~と、あれはなんだっけ?」と自分の脳にアクセスすると、絶対に「あ~あれあれ!」「そうそうこれ!」みたいな感じで思い出せるようになっています。
 
そのかわり、このフィルターにひっかからなかったモノやコトは全部バッサリと忘れる、捨て去る、記憶から完全に消される・・・位に覚えていない感じで、脳が動いているようです。そう、興味の無いモノや意味を感じないことは、まったく関心を示さないで忘れ去る感じですね。
 
また、これは絶対に覚えておくぞ!なんてこともしませんし、いつか使うためにファイルするとか何かしておくということもありません。ですから“その時を待つ”なんてこともまったく意識したことはありません(p_-)
 
何度か人並みに、ファイリングすることにトライしてみたことも、白状するとありますが、全然、使わないので、不要の努力と今は思うようになっていますm(__)m
 
では、どうその記憶情報を使っているかというと、先ほど言ったように、必要に応じて「う~ん、あれなんだっけ?」っていう感じで脳に問いかけると、自然に必要な記憶が戻ってくる感じで活用しています。
 
・・・この辺の脳の使い方を知りたい方は、私の著書『成功曲線を描こう。』の潜在意識について書いている章を読んでいただけると分かると思いますので、ぜひ、読んでみてください。
 
情報の収集と、その情報の活用の仕方は、実は本当にこうしています。なので、あまり参考にならないかと思いますが、今回の質問がきっかけになり、自分のやっていることが、さらにはっきりしたことには感謝していますm(__)m 質問いただいた方、ありがとうございました!
 
また、この話かなり面白いので、有料ポッドキャストのプレミアム版(トータル60分の番組)でいずれ話してみようと思います♪
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2014年09月12日(金)更新

大学の図書館支援で読書好きを増やせ!?

今年も秋がやってきました。本好きの私としては、若者の本離れが進むなかで、「読書の秋」という言葉が死語にならないことを願うばかりですが(笑)、丸善CHIホールディングス傘下で書籍関連事業を担う「編集工学研究所」が、大学図書館の運営支援に力を入れているようです。
 

201409121457_2.jpg

 
上の画像は、東京都八王子市にある帝京大学の図書館ですが、一瞬、都心のおしゃれな書店に見えませんか? 同社との契約で、図書館内の一部を改装したりもしたようですが、書棚には黒板の素材を使っていて、そこに書かれたカラフルな文字やイラストが目を引きます。
 
民間企業が大学図書館の運営を支援するのは、非常にめずらしいケースだと思いますが、同社が推進するのは「共読」という切り口。学内に「共読サポーター」を募り、黒板の素材を使った本棚に、本の感想や推薦文が自由に書き込めるようになっているんです。
 
これって、図書館の中を「リアルSNS」にしたってことですよね(@_@。 運営3年目の今年は、40人以上のサポーターが活動しているようですが、自分がすすめた本を誰かが借りてくれると、とても嬉しいみたいです(*^_^*)
 
また、普段は図書館に足を運ばない人たちへのきっかけづくりとして、本を一冊借りると、女優の蒼井優さんや、モデルの知花くららさんに1つ質問ができるというイベントを企画したり、学生に読書習慣をつけてもらうための「読書術コースウェア」という有料講座を展開したりしています。
 
昨年(2013年)度は、664名の学生が受講したそうですが、5~10人でひとつのグループをつくり、本の読みあわせをしたり、キーワードを抽出したり、感想を話し合ったり、本の内容を要約したりして、読書の基礎力を鍛えるそうです。
 
講座終了後には、自らが考えたフレーズを本の帯として印刷してもらえるようで、なかでも評価の高かった作品は、図書館の本の帯として陳列されるんだとか。これって、結構感動しますよね(*^^)v
 
あなたなら、どんな方法で、若者たちに本を好きになってもらうでしょうか? この事例を参考に、秋の夜長、楽しみながら発想を拡げてみてください(@^^)/~~~
 

2014年09月05日(金)更新

ビジネスモデルにも<人称>はあるか

9月に入り、急激に秋めいてきましたね(*^_^*) 秋は“哲学”するのに最適な季節ですが、ちょっとおもしろい切り口の質問が届いたので、それにお答えしつつ、ビジネスに対する思考を深めていきたいと思います。
 
== 質 問 ==
 
ビジネスモデルにも、<人称>のようなものがあるのでしょうか? レベルの高いビジネスモデルを見分ける視点を、なるべくわかりやすく解説していただけると助かります。
 
== 回 答 ==
 
確かにビジネスモデルにも、<人称>のようなレベル感はありますね。それを判定する基準は「そのビジネスが何年もつか?」「広がりを持った展開があるか?」だと思います。
 
== 解 説 ==
 
おそらく、私の著著『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。』をお読みいただいた方からの質問だと思いますが、ビジネスモデルにも<人称>のようなレベルがあるか?という質問の切り口がとってもおもしろかったので回答することにしました。・・・言われてみると、これ確かにありますね(*^^)v
 
あっと驚くようなすごく面白いビジネスモデルでも寿命が結構短かったり、これはなかなか凄いかもと思うようなモデルでも、そのモデルの成功がある程度確定したら、資本を持った巨大企業に簡単に真似される危険性があるとか、本当に素晴らしくて尚且つ誰もができないモデルでも発展に限界があるとか・・・寿命やサイズを考えるとレベル感ってあるということになるわけですね(^.^)
 
では、人称の高いビジネスモデルとは何かというと、ズバリ、何年そのモデルがもつか=ビジネスモデルの寿命はどれ位あるか?ということと、そのビジネスモデルの展開がどれ位あり、また広がりをどれ位持っているか?という基準で判定できるのではないかと思います。
 
分かりやすい例として、アマゾンのビジネスモデルを考えてみると分かりますが、本といういくらネットの世界がどんどん広がるといえどもなくならない商品(・・・しかもすごい数が年間に出版され、累計冊数もすごい数です(*_*))を皮切りに、ネットで販売、その後、本によってアマゾンから購入することに安心した顧客に、本以外のいろいろな商品の物販を始め圧倒的な売上げを上げ、尚且つポイント制で顧客を囲い込み世界に展開していますが、これって寿命と広がりという意味で、本当に人称の高いビジネスモデルですよね。
 
それが分かった投資家は、創業者のジェフ・ベゾス氏に「君は数年間利益を出さなくても良い!」というようなことを言ったそうですが、この投資家もかなり    <人称>の高い方ですよね(^.^)
 
この回答をきっかけに、寿命と、広がり、という観点からご自身のビジネスモデルを再考してみていただけると良いですね。強いと思うモデルに意外な弱さが見つかったり、思わぬ広がりがある!なんて発見があるかもしれませんね。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2014年09月01日(月)更新

ギタリストのためのギター音を抜いたカラオケ誕生!?

歌は苦手だけど、ギターは大好き・・・そんな人たちに、ちょっとうれしいサービスが誕生しているのをご存じでしょうか? 歌ではなくギターの演奏音を抜いたカラオケ・・・つまり、カラオケボックスにギターを持ちこんで、そのカラオケに合わせてギターの練習ができるわけです(^^♪
 
業務用カラオケ事業を展開するエクシングの「ギタナビ」に加え、カラオケボックス「まねきねこ」などを運営するコシダカホールディングスも「ギタすきっ」の配信を始めるようですが、カラオケボックスの使われ方に、大きな変化が起こりそうですね。
 
 
201409010901_2.jpg


今や「カラオケボックス」も成熟市場のひとつですが、子ども連れでランチができるような広い部屋を用意し、ママさん達をターゲットにした店舗があるかと思えば、「お一人様」専用の店舗ができたりと、業界全体で手を変え品を変え、集客に苦心している感があります。
 
そんな中で、「カラオケ」のそもそもの概念をくつがえすかのような、「歌わないカラオケ」という発想には、ちょっと驚きました(@_@;) このアイデア、聞けば納得ですが、そうそう出せるアイデアじゃありませんよ!
 
コシダカは、自社が運営する参加型カラオケシステム「すきっと」の新コンテンツとして、この「ギタすきっ」を提供するようですが、実店舗の「カラオケ本舗まねきねこ」「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」においても、9月下旬から配信を開始するみたいです。
 
単にギターの音を抜いたカラオケを流すだけでなく、室内に設置しているスクリーンにギターコードを映し出すそうですから、自宅で黙々と練習するよりずっと楽しいはず。このサービスが、ギタリストたちに上手に浸透すれば、結構利用者が増えるんじゃないでしょうか。
 
厳しい環境が続く業界においても、柔軟な発想を持てば、必ず突破口が見つかるものです。この事例を参考に、自社のビジネス展開にも新たな突破口はないか・・・楽しみながら発想を拡げてみてください(@^^)/~~~
 

ボードメンバープロフィール

board_member

石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

バックナンバー

<<  2014年9月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30