大きくする 標準 小さくする

2014年05月30日(金)更新

若者の車離れに歯止めを!? トヨタとニューバランスのコラボカー

最近、若者に欲しいものを訪ねても、「車」と答える人はめっきり減っているようですが、そんななか、トヨタはスポーツブランドの「ニューバランス」とタッグを組み、オリジナルコラボカーをつくったようです。2つ並べると、一瞬「えっ?」って感じの絵づらですよね(笑)。


201405301412_2.jpg
  
201405301412_1-300x0.jpg


このコラボカーは、当面イベント会場などでの展示用に使われるようですが、トヨタの若者向け販売系列「ネッツ店」では、今年2月に発売されたニューバランスジャパンの新作スニーカーのデザインに、イメージカラーの「トヨタブルー」などを取り入れたコラボシューズをつくり、キャンペーン用の販促品として活用するみたいです。

スニーカー欲しさに車を買う人がいるかどうかは謎ですが(笑)、これまで車にまったく関心のなかった人たちに振り向いてもらうためには、このくらい大胆なインパクトがないとムリでしょう。

同社は昨年10月にも、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブルをイメージした特別車を発表しました。ガンダムをよく知らない上層部はかなり難色を示したらしいですが、販売実績は予想を上回るほど好調で、特設サイトの登録者数の約2割は、現在車を持たない「新規客」だったそうですよ(*^^)v

また、今年5月からは、最近また世間を騒がせている「AKB48」とタッグを組み、トヨタ系列の販売店でイベントなどを展開中ですが、これまでとは違った客層が販売店を訪れているみたいです(*^_^*)

こうした事例をどう読むかですが、「所詮、大手同士の話でしょ」と他人事として捉えるか、自分の経営脳に刺激を与えるための「材料」と捉えるかによって、まったく変わってくると思います。

これから少子高齢化が進む日本において、パイの奪い合いになるのは、どの業界においても同じです。これまで自社に関心を持ってくれなかった層にどうアプローチするか・・・その発想を刺激する材料を探す! ぜひそんな目で世の中を楽しく眺めてみてください(@^^)/~~~

2014年05月23日(金)更新

社長が「一担当」となって動き回っている会社


あっという間に5月も月末が近づいてきましたが、経営者たるもの「忙しくて当たり前」だと思っていませんか?
ちょうどよい質問が届いたので、今回は「社長の在り方」について考えてみました(*^_^*)


== 質 問 ==
 
「事業責任者と経営者を分ける」ということに関連するのですが、弊社はまだまだ社長の経験と人脈に依るところが大きいため、社長が一担当となって動き回り、引き継ぐ者がほとんど育っていないことが先の不安となっています。
 
一人一人が抱える仕事量から、厳しいと思いますが、将来に向けた取り組みも必要かと。何か案はございますか?
 
== 回 答 ==
 
会社が赤字なら今のままとにかく黒字に持っていくことを考えた方がいいです。黒字の場合はまったく逆で、一日も早く経営者が担当を抜けることを考えて、適任者の採用なり教育に舵を切ることです。
 
== 解 説 ==
 
この質問への回答は、御社の経営状態によって全く異なります。それは、企業が黒字なのか赤字なのかによって現状で取るべき選択がまったく逆になるからです。ですから、この質問に対する回答は2つあると考えてください。
 
まず赤字もしくは、経営がまだまだ不安定な状況にある場合は、とにかく黒字化すること経営を安定させることが優先順位の一番に来るので、社長も現場で売上げを上げる陣頭指揮を執り、現場を動かしていくことに集中すべきです。
 
どこまで頑張るか、そして経営上での余裕の持たせ方ですが、決算を基準にした今期の売上げで、完全な黒字化さらには人を採用して教育に移っても当面大丈夫というところまで黒字化に余裕を持ってしまったらいいと思いますので、現場で頑張る目標はその辺になりますね。
 
単に黒字ではなく、かなりの余裕を作って経営者が現場を抜けるように持っていくという感じですが、そこが分かっていると目標に向かう気持ちもハッキリしますよね(*^^)v
 
一方、現状が黒字で、なおつ経営状態が内部留保などもしっかりあって安定している場合であれば、一日も早く社長が現場を抜けるべきでしょう。ですから、現状の社員が教育しても育たず、なかなか自分が現場を抜けることが難しいと判断した場合には、適任者の採用や、必要であればそれに伴う人の入れ替えなどに着手すべきです。
 
現状の経営状況が良いにも関わらずこういう段階に入っていないのであれば、それは経営者の認識が「かなりまずい」ということになりますので、待ったなしで行動に移ってください。
 
経営にはタイミングがとても重要で、経営が安定しているからといって油断していると思わぬ内部要因(主力メンバーが辞める、引き抜きにあう・・・etc)・外部要因(主力取引先の経営が悪化して注文がなくなる・・・etc)によって急に経営状況が変わったりするものです。
 
良い時にさらに良くするための決断は意外に難しいので、しっかりした判断で経営を進めて行けるように心がけていくと良いと思います。よかったら、参考にしてください(*^^)v
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2014年05月16日(金)更新

文具は日本土産!? 伊東屋・羽田国際ターミナル店が担う役割

みなさんの中には、ゴールデンウィークに海外へ出かけた方もいらっしゃるでしょうが、文具の老舗「伊東屋」の羽田国際ターミナル店が好調なようです。売り場面積では同店の中でも最少級だそうですが、このところ急増する外国人観光客が、日本の文具を「お土産」として購入するケースが増えているのです。


 

201405161312_2.jpg


 

少子高齢化が進む日本のマーケットにおいては、文具業界も決して安泰な業界ではありません。しかし、日本の文具の品質やデザインのクオリティの高さはかなりのレベルですから、「日本人以外に売る」と考えると、まだまだ活路が見い出せそうです。

 

もちろん、同社もそう考えて空港に出店したのでしょうが、おもしろいのは「商売はやってみないとわからない」という点です。

 

これまで、同銀座店で売れる外国人向けのお土産といえば、浮世絵をデザインしたものや、金箔をあしらったものなど、「いかにも日本!」という比較的高額な品で、顧客層は欧米人が多かったそうですが、近年はアジアからの観光客が、筆記具を大量に買っていくといったケースが増えているみたいです。

 

とくにパイロットの消えるボールペン「フリクション」や三菱鉛筆の「ジェットストリーム」などは指名買いする客も少なくないそうです。アジア人には、「お土産を配る」という習慣が根強いのかもしれませんね(*^_^*)

 

考えてみれば、「配りもの」として、筆記具は超定番ですから、このマーケットを攻めない手はありません。もちろん、テナント費用との兼ね合いもあるが、空港をアンテナショップと考えれば、投資する価値は十分あるように思います。

 

どの業界にいても、国内マーケットの縮小を悲観するばかりでなく、こうした事例から元気をもらい、自社にも打てる手はないか、楽しみながら発想を拡げてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~

2014年05月09日(金)更新

成熟市場に新しいマーケットを発見する

ゴールデンウィーク明け・・・仕事のペースは順調に戻りましたでしょうか(笑)? 今回はちょっとおもしろい質問が届いたのでそれにお答えしてみましたが、日本には成熟市場のほうが多いと思うので、他業界の方も、よかったら参考にしてください(*^_^*)
 
== 質 問 ==
 
保険代理店でスーパーバイザー的な仕事をしています。成熟した業界で新しいマーケットをつくっていくには、どういうことに着目していけばいいのでしょうか?
 
== 回 答 ==
 
新たなマーケットをつくると考えると大変なので、見方を変えてマーケットを“再発見”する方が良いと思います。
 
== 解 説 ==
 
全体には成熟した市場と言っても顧客のセグメントを細かくしたり、サービス分野を区切り専門特化すれば、部分的にまったく手の着けられていないマーケットは意外に多く存在すると思いますので、発見も容易にできると思います。
 
なので、こういう場合はマーケット全体を大きく見ないで、目線を変えていろいろな切り口で細分化してみると良いと思います。
 
特に、保険の仕事などはマーケットそのものが巨大(メジャー)で、その巨大マーケットに対して何十年も前から数十万人という販売員が競争を繰り広げていると考えると、もう販売の余地はないかも・・・みたいに見えてしまいますが、切り口を例えば“〇〇が得意な人”だけに販売しようと考えたりすると、意外に新鮮な切り口が発見できると思います。
 
こう言った切り口は、顧客の側も思いついていない場合が多いので、あなたが何らかのセグメントという旗を立てることで“あ!”私は本当はこんな人からお世話された方が良いのではと、気付くという感じで効果につながっていくと思います。
 
たとえば、保険の場合でちょっと具体的に事例を挙げるとすると・・・あなたがゴルフがとっても好きだとすると・・・それも、実は保険の仕事よりももっと好きで、回りからも一目置かれる位上手だとすると、ゴルフというエッジを効かせたマーケットの選別ができるかもしれません。
 
ゴルフ好きな人は、あなたからゴルフを習ったり一緒にゴルフをしたり、ゴルフの話をしたりすることで、他の保険のセールスの人から保険を購入するよりももっともっと満足を感じるようになるわけですから、ゴルフ好きな顧客は、エッジの効いていない普通の保険セールスマンから買うより、あなたから保険に入ることを望むということになります。
 
さらに、あなたのゴルフ好きが高じて、プロゴルファーと仲良くなって一緒にゴルフをするようになったりすると、その話を聞いてもっとあなたから保険に入りたいと思うゴルフ好きの顧客は多くなると思います。
 
絞り込みをしないで、誰にでも、とにかくたくさん保険を売りたいと考えて販売していると、成熟市場では何を特徴としてやっているか分からない大多数のセールスマンと同じように、マーケットから捉えられてしまいます。
 
逆に何かエッジの効いた顧客選別をすることで、新特徴のあるマーケットを発見することができるようになります。こんなやり方で、マーケットを一からつくるよりも“再発見”すると考えてみてください(@^^)/~~~
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v

2014年05月02日(金)更新

ペットにもお土産を買う時代!?

ゴールデンウィークの狭間、いかがお過ごしでしょうか? 日常を離れると、色々な発見があるもので、うちのスタッフが面白い写真を撮ってきました(*^_^*) 高速のサービスエリアで撮影したものだそうです。
 

201405021437_2-300x0.jpg

これ、なんだと思います? ・・・なんと!「ワンちゃんへのお土産クッキー」なんです(@_@

今やサービスエリアもそれぞれに工夫を凝らし、人気のSAはちょっとした観光地より人を集めるようですが、それでも、数あるお土産品の中から“選んでもらう”のは、かなり難しいものです。

 

お菓子であれば味で勝負するだけでなく、パッケージにも工夫が必要ですし、◎◎賞受賞とか、××ランキングで首位といった権威付けも必要になってくるかもしれません。

 

しかし、クッキーに「ペットへのお土産」という新しい切り口を加えると、そこにはまた別のマーケットができるのです(*^^)v

 

少子化が進む日本では、ペットの数が子どもの数を超えた…などという悲しい統計もあるほどで、近所の公園などでは、「△△ちゃん(ペットの名前)のお母さん」「▲▲ちゃん(ペットの名前)のお父さん」と呼び合うコミュニティができ上がっていると聞きます。

 

つまり、ペットはもう家族の一員なわけですから、ペットにお土産をあげるのが当たり前の時代が来たのかもしれませんね。

 

この事例を参考に、切り口を変えることで自社商品にも別のマーケットがつくれないものか・・・楽しみながら発想を拡げてみてください(@^^)/~~~

 

ボードメンバープロフィール

board_member

石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

バックナンバー

<<  2014年5月  >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31