大きくする 標準 小さくする

2011年09月28日(水)更新

水族館にお泊り!? 八景島シーパラダイスの大人の女性限定プラン

ストレス社会の影響か、最近「癒し」を求める人が増えているようですが、横浜・八景島シーパラダイスは、イルカたちと幻想的な夜を過ごす女性限定の特別プラン「Good Morning! Dolphin Fantasy」を企画したようです。
 
9月~11月の週末、1回あたり20名の限定プランで、価格は12,000円。夜8時に集合し、翌朝7時の解散となるようですが、参加費には2日目のアクアリゾーツパスと朝食および夜食代、さらに「ポプリバイキング」というサービスも付くようです。
 
サシェ(匂い袋)に好みの香りをブレンドし、イルカたちと共にオリジナルな香りの空間でたっぷり癒されてください、という計らいなのです(*^_^*) 
 
20110928_2.jpg


 
 
 
 
 
これまで、他の水族館でも子ども向けのお泊りプランなどはありましたが、「大人の女性限定」としたところが面白いですよね。同じ施設が、別の用途で活かされるってことです。水族館の存在価値を、見学施設から「癒しの空間」にシフトしたわけですね(*^^)v
 
こうした企画は、聞いた瞬間に「行ってみたい!」と反応する人がどのくらいいるかで決まるのですが、コレを聞いて私も思わず行ってみたくなりましたから(笑)、結構イケるかもしれません。
 
世の中にはお金をかけて作ってしまったものの、集客に失敗している施設がたくさんありますが、こうした発想を持って、違うマーケットにアプローチしてみることは大事だと思います。国内マーケットが縮小の一途をたどる今、どんな業種も業界も、入念なリサーチを繰り返し、ビジネスを磨き続ける必要があるのです。
 
もちろん自社の商品やサービスにも同じことが言えますし、もしかしたら、自社の持っている施設や資産にも、別のカタチで活かす道が見つかるかもしれません。秋の夜長、この事例を良い刺激として、思い切り発想を拡げてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~


2011年09月16日(金)更新

社長の飛び込み営業は「OK!」か「NG!」か

9月になっても厳しい残暑が続いています。その昔から「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、そろそろ本格的な秋が訪れるかもしれませんね(*^_^*)
 
さて、今回はちょっとおもしろい質問が届きました。私はいつも「社長がいつまでも現場の仕事から抜けられないような会社はダメですよ」と教えているのですが、「社長が飛び込み営業するのはどうですか?」という質問です。よかったら参考にしてください。
 
== 質 問 ==

私を含めて4人の小さな会社ですが、今年になってようやく現場の作業をかなり離れる事が出来るようになりました。これからはマーケティングによる集客の仕組みを構築したいのですが、時間が出来た分、飛び込み営業とかに行きたい衝動にもかられます。
 
石原先生は「社長は1日も早く現場を離れなさい」とおっしゃいますが、時間があるからと言って営業に行くのはやはりダメでしょうか?

== 回 答 ==

マーケティングロジックを構築する上で、リアルな顧客情報は欠かすことが出来ません。なので、時間があるから飛び込み営業するのではなく、必須事項として営業活動するべきだと思います。

== 解 説 ==

4人の会社で、経営者が現場を離れるようになったということは、とても素晴らしいことだと思います。
 
ビジネスを成功させるコツは、今日の努力が今日の売り上げに繋がると同時に、未来の売り上げも構築できることです。ただ、一度で両方の利益はなかなか生まれないので、現場のスタッフの努力で今日の売り上げを構築し、経営者は将来の利益を創造できるように組織化することなのですが、それが出来るバランスになったということですね。
 
こういう組織化はかなり意識して取り組まないとなかなか出来ないことなので、とても素晴らしいと思います(*^^)v
 
さて、そうなった後に経営者は何をすればいいか? ですが、未来の利益を構築するためにまずは仕組みとして収益が見込めるようにすることです。ですから、あなたが進めようとしている方向はとても良いことなのですが、ここで営業活動をするのはどうかという質問ですよね。
 
先にも書いたように「するのが良いか?」ということではなく、必須の項目としてしなければならないというのが回答です。
 
理由は、マーケティングロジックは想像で作っていくと必ず失敗するか、成果が上がるまでにすごく時間がかかってしまうからです。
 
仮説を立て、それを実行し、成果を確認して行くことのトータル速度が、マーケティングロジック完成の速度になるわけですから、仮説が適切であるかないかはとても重要だということです。
 
ということは、しっかり営業活動をして、なるべくリアルな仮説を立てること、これが早くロジックをつくりあげていく秘訣です。営業が好きな自分に感謝して、マーケティングロジックを完成させるための飛び込み営業をぜひしっかりやってください。期待しています。


いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 

これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方は、コチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v


2011年09月09日(金)更新

中古車リースが月額1万5000円!? 「レンタス」に学ぶ商売の極意

中古車を使った激安レンタカーを展開する「レンタス」が、いよいよ来春から「中古車リース」を始めるようです。
 
同社は2008年12月に設立され、「ニコニコレンタカー」として12時間2980円(登録会員は2520円)で展開している会社ですが、レンタカーの価格破壊もここまで来るとちょっとすごいですよね。
 
20110909_2.jpg


 
 
 
 
 
 
安さの秘密は「中古車」を使っているからですが、中古車流通で特に人気のない車種はオークションに出しても買い手がつかないので、このビジネスモデルは、スクラップされていく車の有効利用でもあるわけです。
 
そして来春からは、同じモデルを「中古車リース」でも展開するわけですね(*^^)v 法人・個人向けに車両のタイプにかかわらず、1ヶ月1万5000円程度の均一料金で貸し出す方針なのだとか…。
 
こちらも安さの秘密は、走行距離15万キロを超えた中古車を使うことにあるわけでが、なぜそれが可能になるかと紐解くと、同社のFCの8割が「ガソリンスタンド」だから、というところに行き着きます。
 
ガソリンスタンドのスタッフには車好きも多いですし、 自動車整備士の資格保有者も少なくないので、自社で整備点検ができるというメリットがあるのです。
 
また、近年業績悪化に苦しむスタンドも多いため、副業としてレンタカー事業やリース事業を持ちかければ、多くのスタンド経営者が同意するのではないでしょうか。同社はFC店舗数をこの2年半で3倍にすると意気込んでいるようです。
 
それにしても、バブルの頃は「どんな車に乗っているか」がステイタスでしたが、今どきの若者は、車に関心を持たないといいます。といっても、重い荷物を運ぶ時など、車があると便利な場面もあるわけで、そうなると「激安レンタカー」で十分ですよね。車のニーズは、ファッションから機能にシフトしているように感じます。
 
一方、企業も厳しい時代には社用車にかかる経費を減らしたいと考えているでしょうから、安全面さえクリアできれば、激安リースに飛びつく会社もあると思います。
 
車に対する消費者感覚の変化や中古車流通の実体をリサーチしたことで、このビジネスが生まれているわけですが、やはり「ガソリンスタンドと組もう」と発想したところが勝因だと思います。
 
この事例を参考に、自社が組むべき相手は誰か、あれこれ発想を広げてみてください(@^^)/~~~
 
 

2011年09月02日(金)更新

公共事業への新規参入を考える

早いもので、今年も9月に入りました。台風の影響で大雨に見舞われている地域もあるかと思いますが、みんなで「実りの秋」を迎えられるよう、やるべきことに集中していきましょう。
 
そんな中、公共事業への新規参入にトライする社長さんからの質問が届きました。考え方のヒントにしていただけると嬉しいです(*^_^*)
 
== 質 問 ==

公共事業へのアプローチを試みているのですが、公共事業の新規営業について質問させてください。公務員はどうしてもいままでのやり方を踏襲してしまい、新規参入しようとする我々のような業者の提案に聞く耳を持とうとしません。ですので、どうしても既存の業者に偏る傾向があります。
 
また、既存業者は商品の囲い込みをして、新規参入業者への見積金額を吹っかけてくるような部分もあります。なかなか新規参入できないのですが、どうしたら既存業者の壁を打ち破ることができますか? ぜひ、ご指導お願いします。

== 回 答 ==

質問の文面から察するに、基本的に相手(関わる組織や企業)に対して敵対的な感情を持っているようですね。なので、このままではマーケティングは難しいと思います。
 
良くいうところの「相手の立場に立って・・・」ですが、まずはその気持ちになってフラットな感情から現状を分析すると、何らかの糸口が見えてくるのではないでしょうか?

== 解 説 ==

確かに、こういう公共事業などへのアプローチの場合は、ある種特殊な関係や事情みたいなことがあり、なかなか新規参入者への扉が開かれないと思いますが、質問の文章を見ていて最初に気が付いたのが、関係者や現状に対して、何か怒っているような感情です。
 
感情はエネルギーになりますので、通常は、怒りだとしても、たいていは“見返してやる!”みたいな感じでプラスになりますが、ビジネスでの交渉や営業の相手に対してそうした種類の感情を持ってしまうと、モノゴトの成果や解決にはマイナスになると思います。
 
特に、この質問のように、アプローチをかけて行こうとする相手に対してマイナスの感情を持ってしまうと、何かに付けて“やっぱり”とか、“どうせ・・・”みたいな感じで予測なども前向きに出来なくなってしまいます。
 
なので、一度感情をリセットして、相手の立場に立ち、相手がなぜそういう考えをしているのかとか、そういう仕組みが出来てしまった経緯とかを考えたり出来るように、情報を取ってみるといいと思います。
 
この場合で言うと、なぜ今までのやり方を踏襲してしまうのか? とか、新規参入者に聞く耳を持たないか・・・などですね(ーー;)
 
予測ですが、これまでにもあなたと同じようにいろいろアプローチをしてきた企業がいっぱいあったけど、ぜんぜんコチラ(公務員サイド)のことが分かっていない頓珍漢で、言いたいことを言われたとか・・・苦労したとか、いろいろあると思いますよ。
 
特に公務員の方は権限の中で生きているので、その批判を自分にされても・・・なんてことがいっぱいあったと思います。
 
また、既存業者がなぜ商品の囲い込みをしているのかとか、どうやって今の仕事を獲得して行ったのか・・・・などもしっかり聞いてみると良いと思います。
 
おそらく、そういう聞き方をしていくと相手の立場になって現状を考えていけるようになると思います。敵対的な気持ちのままで進んでも、良い営業の切り口やアイディアは生まれないと思います。ぜひ参考にしてみてください。 



いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 

これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方は、コチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v


ボードメンバープロフィール

board_member

石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

バックナンバー

<<  2011年9月  >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30