2011年10月28日(金)更新

走るトイレ!? TOTOの『トイレバイク ネオ』1,400km走行中

住宅設備機器メーカーの TOTOが、かなりおもしろいプロモーションを展開しているのをご存じでしょうか? 企業のブランディングや宣伝広告にこんな方法あったのかと、ちょっと参考になるのでご紹介しましょう。
 
バイクの座席部分に、従来の節水便器に比べて68%の節水を実現した同社の最新型トイレ「ネオレスト」の形状を模したものを据え付け、後部には巨大なトイレットペーパー状のオブジェが付いている『トイレバイク ネオ』が、本社のある福岡県北九州市から東京までの約1,400kmを約1ヶ月かけて走行するというユニークな企画なのです(@_@;)
 
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今月(2011年10月)6日に北九州市のTOTO本社を出発し、毎日「今日はここに居ます!」と、サイト上のマップやブログで報告しているので、近所の人がひと目見ようと集まってきたりして、かなり話題を呼んでいるようですが、twitterなど「リアルタイム」のツールと親和性の高い企画ですよね。
 
こんなインパクトのあるバイクが目の前を通ったら、思わず携帯カメラで撮影したくなりますし、twitterやFacebookに書き込みたくもなるでしょう。まさに、ネットとリアルを繋ぐ発想です(*^^)v
 
そもそも「TOTO TALK」プロジェクトは、「TOTO GREEN CHALLENGE」をはじめとする同社の環境保全に向けた取り組みを多くの人に知ってもらうことを目的として、2009年から実施しているものですが、バイクの燃料には、家畜の排せつ物や生活排水などから生成されたエコなエネルギー「バイオガス」を使用して、環境に配慮しているようです。
 
ネットでは、動力は「○○○そのものじゃないのか」などと話題になっているみたいですが(笑)、もしかしたら、そんな話題づくりも想定した上での企画じゃないかなんて、深読みしてしまいます。
 
それはともかく、こんなユニークな企画が採用されるとは、同社経営陣の頭の柔らかさに、ちょっと感心してしまいました。たとえ大企業であっても“発想力”が問われる時代になっているなぁと、つくづく感じます。
 
「トイレバイク ネオ」は、広島、岡山、京都、箕面、四日市、静岡、沼津を経て、11月2日に東京都世田谷区の『TOTO テクニカルセンター』に到着する予定だそうです。もし遭遇できたらラッキーですね(^_-)-☆
 
この事例を参考に、自社でもできるユニークなプロモーションのあり方を、アレコレ発想してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~


2011年10月21日(金)更新

初めて人と会うときにチェックすべき点とは

10月も半ばを過ぎ、いつしか秋も深まった感じですね。秋の夜長・・・有効に使いたいものです。
 
さて、今回はちょっとおもしろい質問が届きました。「初対面のチェックポイント」についての質問ですが、こうした普段意識しないことをあらためて考えてみるのも、結構楽しいものです♪ 
秋の夜長・・・「普段見過ごされがちなこと」に対して“哲学”してみてはいかがでしょうか(*^_^*)
 
== 質 問 ==

初めて人と会う場合に、チェックすべき点や必ずする質問などがあれば教えて欲しいです。よろしくお願いいたします。

== 回 答 ==

あまり意識してはいませんが、仕事柄、着ている洋服のセンスやビジネスセンス、実績とそれを裏付けてくれる実力(=どのレベルの仕事をされているか)、それから性格や人間性などは、無意識にトータルでチェックしていると思います。
 
本当に大勢の人に会いますので、ビジネス的にもビジネスを離れた人間関係でも、リアルで会える人には限界があるので、どの方と継続した関係を持つかは大切ですよね。

== 解 説 ==

この質問の答えに、一番最初に私が書いたのが洋服のセンスだったので自分でも笑ってしまいましたが、人を見るときに仕事の実績や成果もそうですが、あるレベルを超えたら私服以外(あるいは私服も含めて、パジャマ以外)は、TPOというか、自分の好みもありますが、自身の仕事やレベル、まわりの人との関係で選ぶべきだと思うので、その辺は良く見ていると思います。
 
というか、洋服は、ビジネスセンスや人間性・気配り・思いやりなども表現していると思います・・・ので、絶対にチェックするというか、無意識にも見ていると思います。
・・・それに、外見なので、分かりやすいのも良いですよね。
 
また、トップ企業の経営者や役職者であれば、スーツは“英國屋”さんとか“壱番館”で仕立てるなどが常識なような感じもありますので、それに習うというように、洋服はその人が付き合っている人のレベルを自然に表現していますから、そういう意味でも外見は重要だと思います。
 
それから、その人が付き合うレベルは会話の中で、どこが行き付けのお店か? などでも分かりますが、案外こういうことはチェックしていない方も多いかもしれませんね(*^_^*)
 
あと、気になって反応してしまうのが、その人の言葉使いですね。どんな表現や単語を使うのかとか、人に対して丁寧な言葉を使うかなどは、とっても気になります。
 
これ、本人はあまり気付いていないケースも多いのですが、まわりの人や第三者に対して乱暴な言葉を使ったり、批判的なことを言う人はあまり感心できないと思ってしまいます。
 
あとは、立ち居振る舞いで、細かいことにも反応できるかとかも見ているかもしれませんね。
・・・・と、こんな感じのことを自然に観察しているのだと思います。
 
もちろん、会った方の年齢などもあるので、その辺の仕方なさなんかも考慮していますが(若い方は教えればOKですからね)、それで、今後の関係を作るかどうか? などを決めていると思います。参考にしてみてください。


いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 

これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方は、コチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v


2011年10月14日(金)更新

商品の“お試し”拠点!? 「TOKYOBIKE」のカフェ

浅草の路地裏に、おしゃれなカフェが誕生したようです。その名も「BIKECITY TRIPPER & café」。
相変わらずの「自転車」人気が続く中、デザイン性の高さと手頃な価格で人気のある「トーキョーバイク」のショップなのです
 
カフェというくらいですから、コーヒーやワインなどを提供するちょっとしたスペースはあるのですが、「レンタルバイク」(半日1,500円~)とガイド付きの「バイクツアー」(昼食・保険・ガイド料込みで10,000円)がウリです。

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なんでも同社は、「山を走るのが『マウンテンバイク』なら、東京を走るのが『トーキョーバイクだ!』と思いついたことから始まっているようですが(笑)、来年開業の東京スカイツリーを見越しての浅草なのかもしれませんね。
 
上野・秋葉原・銀座・築地・皇居というメインスポットから、谷中・向島・日本橋・人形町などのディープな下町巡りまで、快適な“街乗り”を体験してもらおうという狙いでしょう。
 
つまり、ここは「自社製品のお試し体験ショップ」と位置づけることができるのです(*^^)v
 
近年、購入を検討している商品の「お試しサービス」が広がっていて、パナソニックでは今年(2011年)6月に発売した市場想定価格9万円前後という高額の炊飯器を「お試し」してもらうために、全国100店の飲食店で同社の炊飯器で炊いたご飯を使ったメニューを提供する試みにチャレンジしました。
 
同社の販促担当者は「店頭に炊飯器を買いに行っても、実際に食べることはなかなかできません。炊飯器で炊いたご飯を食べられる場所をつくることが狙いです」としていますが、賢い選択だと思いませんか?
 
今やリアル店舗で吟味して「ネットで買う」人も多いので、だったらいっそ、「リアルでは売らずに試してもらおう」という発想を取り入れると、また違ったマーケティングが展開できると思います。
 
「お試しの場を増やす」・・・この事例を参考に、自社商品のマーケティングを今一度見直してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
 
 

2011年10月07日(金)更新

価格競争をせず、リピート性を高める道

早いもので、今年も10月に入りました。私は毎年10月になると、来年の目標や計画を考え始めるのですが、もうそんな時期になったのかとびっくりしてしまいます(*^_^*)
 
さて、今回はある経営者の方から、切実な質問が届いたので取り上げてみました。問題を解決する際の私の「思考法」も一緒に読み取っていただけると嬉しいです。

== 質 問 ==

値引競争をしようとしている他社もある中で、非価格競争に持ち込ませ、かつリピート性を高めるにはどうすればいいのでしょうか? 

== 回 答 ==

答えは、マーケットを特定して、そのマーケットに対して競争他社と比べて比較にならないほどの圧倒的な技術やサービスレベルを達成することです。それ以外には人的な繋がりを持つ等ですが、なかなか難しいのでお勧めしません。

== 解 説 ==

こうした質問は、いろいろな形でされることの多い質問ですが、すぐに出来るか? 出来ないか?(笑)、は別にして、起こっている問題を整理して考えると答えは簡単で、競争する他社に対して何かで値段に負けない圧倒的な差をつける以外に道はありません。
 
説明を付け加えると、競争なので戦っている何かのフィールドがありますよね。まずこれを決めることが必要で、これがマーケットになります。
 
マーケットは、BtoBの場合はあの企業とこの企業・・・などと言うように分かりやすい形もあれば、BtoCのようにこの所得帯で顧客を想定する・・・などというようにかなり曖昧な場合もありますが、そうすることで、そのマーケットでの競争相手も特定できるようになりますね(*^_^*)
 
そこで、他社に対して同じ値段帯なら圧倒的に勝てる技術やサービスを作れば、価格競争になりません・・・というか、相手が値段を下げても勝てないくらいに、必要な技術やサービスを持った会社になってしまうと思います。
 
ここで、それでも他社が値段を下げたら、そっちで買うという会社も出てくるという意見もありますが、それはそもそも、そのお客様は当社とはマーケットが違っていて、安くしたら買うというお客様だったということなので、当初はあまり気にしなくても良いと思います。
 
あとは、人的繋がりを持つとか、便宜を図る、接待漬けにする・・・等の寝技的なことがありますが(笑)、現状ではかなり難しいので、業種にもよりますが、あまりお勧めしていません。
 
これ、答えていて思ったのですが、問題を解決する時に、現状を考え過ぎてしまって「あ、無理・・・!」などというように、自社に当てはめてイメージしてしまうと、解決策や解決の切り口という“答え”は見つけ難いと思います。
 
先に「出来るか? 出来ないか? は別にして、整理して考えると答えは簡単で・・・」と書きましたが、みなさんはこういう思考にあまり慣れていないのかもしれませんね。
 
こういう時は、問題の解決策を探すという次元(・ステップ)と、それを自社に当てはめて考えるという次元(・ステップ)を分けると良いのではないかと思います。
 
解決策と、それを自社でどうするかは別問題なので、これを区切って考えられるようになると良いですね(*^_^*)
 
そして、“そうか、やっぱりこれしかないのか”ってクリアーになると、踏ん切りも付つくし、退路を絶たれるので、案外画期的な技術やサービスの糸口が見つかるかもしれませんよ。
 
それから、どうしても当社では圧倒的な技術やサービスが作れないので経営方針を変更、徹底した値段競争という戦略に出る! なんていう経営判断も、ハッキリと打ち出せるようになったりするものです。
 
ということで、こんな問題解決の方法も一緒に参考にしてみてください。今後の展開に、期待しています(*^^)v


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ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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