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2018年10月15日(月)更新

「働き方改革」をどう考えるか

10月に入り、時間のスピードがますますアップしているかのようです(#^^#) このままでは、あっと言う間に今年も終わりそうですが(笑)、今年のキーワードのひとつ「働き方改革」について、こんな質問が届きました。あなたはどうお考えでしょうか? 

== 質 問 ==

今とても話題になっている「働き方改革」について、石原先生は経営者あるいはコンサルタントというお立場でどう考えていますか? 教えてください。

== 回 答 ==

私は、最近、気が付いたら日本人は世界でも有数の働いていない民族になっているのではないかと考えていて、“働き方改革”は、短時間で効率の良い仕事をするための起爆剤になるのでは? とかなり積極的に考えています。

== 解 説 ==

「働き方改革」は、基本残業や休日出勤の禁止ということで進んでいます。ちょっと前までは、日本人と言えば、世界でも有数のハードワークな民族というイメージで“エコノミーアニマル”などと言われていた時代があり、私などもそのハードに働く世代の名残をいっぱいに受けて仕事をしていた人間なので、残業は当たり前! 休日出勤は当然! という体質を有しています(笑)。

また、ハードに長時間働くことで得られる能力や、人間的な成長は何ものにも代え難い素晴らしい贈り物と考えています(p_-)

ところが、近年、人材不足・労働者不足の傾向を追い風に、たくさん働くことを要求する企業に対しては、ブラック企業というネーミングまでついてしまって、労働者を擁護する動きが盛んになり、これが社会問題化し、残業禁止、休出禁止の流れになりました。

私は、このような流れからとても気になっていることがあります。それは、こういった社員や労働者擁護の動きにつられて、日本人がどんどん働かなくなってきているのではないか? ということです。

あるいは、真剣に働くことに対しての軽視とか、成長意欲の欠如、果ては無気力化などにも影響が出ているのではないかと思います。

そして、いつしか、あのハードに働いていた日本人が、世界でも有数の働かない民族になっているのではないかと・・・とても残念に思っていました。

そこに、最近叫ばれている“働き方改革”の流れが来たわけですが、私はこの流れを利用して“短期間に集中して働き、効率を上げるチャンス”と捉えて、企業の改革に活かした方が良いと考えています。

残業は禁止、でもこれだけの仕事はその日のうちに絶対に完了してくださいね・・・と超前向きに明るく、経営者が社員に伝えればいいわけですね(^.^)

そもそも基本は、仕事の効率を上げれば残業しなくても良くなる・休日に出勤して仕事をしなくても大丈夫になるわけなので、経営者がそれをしっかり社員に伝えるべきだと思います。

私の顧問先では、この流れに沿って、その仕事には平均どれ位の時間が必要かなどの目安をつけ、工場のように、時間当たりの生産性を図ろうと取り組んでいる会社もあります。

残業の多い社員には、毎日の業務日報を提出してもらって、改善を検討する。そのためには、最近のテクノロジーなども上手に取り入れる工夫もアドバイスしています。

要は、経営者の働き方改革に取り組む姿勢がどうか? ということになりますが“働き方改革”は、こういう風に積極的に活かすべきだと考えています。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~


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2018年10月05日(金)更新

「日本発ユニコーン企業」の作り方

この秋は台風や地震が続き、いささか落ち着かない様相ですが、こんな時こそ意識を深め、「この先どう進むべきか」をじっくり考えたいものです。

今回は私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしてみました。あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)

== 質 問 ==

『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加して、石原先生のお話を生でお聴きすると、自分の中のビジネス魂がムクムクと刺激されます(笑)。

ぜひ私も「日本発ユニコーン企業」を作りたいと思うのですが、そのために必要なことを教えてください。

== 回 答 ==

この質問に真面目に答えるとしたら、今「ユニコーン」となっている企業の実情を知ることが必要です。そのためには、まず、順番として、IPOについてしっかり情報を集めることが必要です・・・ということになりますね。

== 解 説 ==

私が本を出版したいと思った時に、最初に取った行動は、出版についてできる限りの情報を集める・知るということでした。出版関係の仕事をしている人がいたら、いろいろ根ほり葉ほり質問して、知らないことをどんどん無くす努力をしました。

本を出版して著者となっている人がいた時も同様で、そもそもなぜ出版に至ったのか? きっかけはどんなことだったのか? 出版が決まった時にどんなことをしなければならないか? 出版までの実際の行程はどう行われるのか? 契約はどうなるのか?・・・などなど、大勢の人に、たくさんたくさん質問して、出版について自分の方向性が固まり、納得できる計画が立てられるようになるまで、情報を集めるという行動を取りました。

出版が決まったら、今、売れている本をいろいろな角度から研究して、自分なりの売れる本の仮説を立てて、本作りについて自信を持てるようになっていきました。

と、このように、何か初めてのことをしようと思った時には、それについてできるだけ多くの情報を集め、自信を持って成功までの計画が立てられるようになることが重要です。

今回の質問は、日本発ユニコーン企業を作りたいということなので、回答したように今現在のユニコーン企業についてなるべくたくさんの情報を知ることです。もちろん、そのためには、まずあなた自身がIPOについて、しっかり知識を持つことが重要だと思います!

・・・と、ここまではごくごく一般的な回答です(#^^#) もちろん、模範的でとても正しい回答だという自信はありますが、IPOという特殊な状況を考えるともう少し専門的な回答も必要だと思ったので、史上初! 同じ質問に違った角度から2つ目の回答をすることにします(*^^)v

ということで2つ目の回答ですが、アメリカで今話題の中心にいるのが、ネット企業の4強『GAFA』で、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンです。ビックデータをこの4強が寡占化しているということで独占禁止法に触れるのではないかと問題にすらなっています。

それから中国はテンセントとアリババが2強で、この4+2=6社の世界的巨大企業がビッグデータだけでなく、ビジネスもほぼ寡占化しつつあります。

どういうことかというと、この4+2強は、お金・人材・情報・ネットワークを全て持っているので、小さなベンチャーが面白いビジネスを創りあげても簡単にスグに真似することができるということです。

真似されたら「あっ!」という間に抜かれていってしまいますから、ビジネスを教えてあげて終わる・・・とも言えるわけですね(-_-;)

この4+2強は、簡単には真似ができない、または、できなくはないが時間がかかると思ったら、どうするかというと、次の選択肢として、買収に掛かります。

この場合、買収金額も半端無いので、また彼らが本気になり時間をかければ真似できるので、意志の弱いベンチャー経営者はすぐに軍門に下るというか、最近のベンチャーはいかに4強に買ってもらうかを考えて事業を立ち上げるような状況にあります。

簡単に真似できない、買収も難しいとなったら、彼らは最後の手段=選択として何をするかというと、出資できないかと言ってくるわけです。少なくともユニコーンベンチャーを立ち上げようとしたら、その位(出資の依頼を受ける位)のビジネスを考えなければならないわけです。

アマゾンが立ちあがった時には、アマゾンはいなかった、フェイスブックが立ちあがった時にも、フェイスブックはいなかったわけで、だから当時はユニコーンという言葉は無かったのですが、4+2強のユニコーン企業が今よりもずっと簡単にできたわけですよね。

ということで、ビジネスはどんどん難しくなり、ユニコーン企業を創ろうとするときには、これらの企業を意識することが、最重要事項となります。

中途半端なビジネスは、真似されて終わる、買収される、ということも考慮に入れて事業を創っていかなければならないと理解することが重要だということです。

私は、アジアに隣接していて、アジアよりも先を行っている日本は、そういう意味ではかなり面白い位置づけ、すなわち真似できない要素を入れてビジネスを立ち上げるチャンスを持っていると思います。ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~


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2018年10月01日(月)更新

台風や地震など災害に対し、経営者が取るべき対策とは

この週末は台風24号に翻弄されましたが、みなさんご無事でしょうか? さて、早いもので今日から10月。そろそろ来年を視野に入れた動きをしていきたいところですが、タイムリーにこんな質問が届きましたので、みなさん一緒に、考えていただけるとうれしいです(#^^#)

== 質 問 ==

最近、台風や地震など災害が頻繁に起きていますが、経営者はこういった緊急時にどんな対策を取るべきでしょうか?

== 回 答 ==

台風や地震などの災害に関して、めったに起きないと考えるか、今後も起きる可能性があると考えるかでまったく対応が違います。あなたはどう考えますか?

== 解 説 ==

それにしても、最近、本当にたくさんの台風や地震などの災害が発生しますよね(p_-)

しかも、台風の規模がこれまでとまったく違う!・・・関西空港が高潮で水没し、タンカーが高速道路に激突、交通機能がマヒするなんてちょっと映画の世界みたいな想像を超える状況に、思考が一瞬停止するかのような状況が起きました。

実際、うちの顧問先の社長さん宅の2階の窓ガラスに瓦が飛んできて割れ、雨と風が家中を吹き荒れ、庭の結構大きな植木が折れ、おまけに停電したので、キャンプのようだと連絡も来ました・・・(-_-;)

そこに、北海道の地震が重なって北海道はブラックアウト、いったいこれから日本はどうなるのか? という状況でした。

こういう状況ですから、当然顧問先の社長さんとの会話も「台風凄かったよね」とか「被害どうでした?」などの話になりました。

ここでとても勉強になったことは、やはり歴史の長い会社はこういった災害に対して普段から対応策がしっかりできている・・・過去の体験から状況に合わせて組織が自然に動いているというほど、経営者や社員さん達の意識の中に暗黙知レベルで対応策が備わっていることでした。

そもそも、会社や店舗を選んだり、立てる場所の選定に、水害や地震などが来ても災害に合わない・被害が一番少ない場所を選ぶ・・・という思考が自然に備わっているわけです。

分かりやすい例で言うと、今回ニュースで高級車が50台以上海水に沈んで台無しになったと話題になりましたが、そもそもそういった場所に店舗を作ったり、車を保管することは、絶対ないそうです(p_-)

また、大阪の飲食店チェーンのオーナーで、1店舗の外装が台風で飛んでしまい2週間営業ができなかったという創業経営者は「先生、これって毎年台風が来るってことですよね!」「うちは、それも見越して今、対策会議をし、経営計画を見直しています」と言っていました。

彼は、非常に優秀な経営者なので、自然にこういった思考が働くのですが、今後全ての経営者に必要な思考だと思います。参考にしてください(@^^)/~~~


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2018年07月20日(金)更新

「シェアリング」などの新たな動きを思案する家具屋さん

暑中お見舞い申し上げます☆ 酷暑が続いておりますが、思考だけはクールに保ち(笑)、今週はこんな質問を取り上げてみました。あなたなら、彼にどんなアドバイスをしますか? よかったら、一緒に考えてみてください。
 
== 質 問 ==
 
自営業で家具屋(オーダー製作、販売)をやっております。別業種と組んで新たな動きを思案しており「シェアリング」の方向を見つけたいと思っているのですが、日本の製造業の行く末やこの先何をすべきかについて、石原先生のお考えを教えてください。
 
== 回 答 ==
 
今ドキのビジネスは何かと「シェアリング」が流行っていますが、オーダー家具などの商品は基本富裕層向けの商品なので、目指す方向が合っていないと思います。
 
それよりも、これから世界を見渡すと桁違いのお金持ちがどんどん出てくるはずなので、そういった富裕層向けにビジネスを思考する方が良いと思います。これは、日本の製造業も同じことでしょう(*^^)v
 
== 解 説 ==
 
回答したように、今流行のビジネスはシェアリングですが、シェアリングエコノミーの語源のように“一般の方が持っているモノを共有しよう”という考えを基に創られたビジネスです。
 
有名なのはUberやAirbnbで、こういった企業が急成長し、脚光を浴びたことから広がったビジネスの形ですよね。
 
車を所有している人が、使っていない時間に必要な人に貸し出し、借りる人は買わなくて済むわけですから、とてもありがたいということで広がって行き、今ではモノや技能の他、自分の時間など何でもシェアするようになっていき、こういたシェアビジネスはビジコンなどでもたくさん賞を取っているので“花形ビジネス”という位置づけを確立した感がありますね。
 
今回の質問の方もこういったシェアリングビジネスの発展を見ていて、自分の仕事でも活かせないものかと考えて質問されたと思います(他業種との関係が質問からでは良く見えないのでそこは触れません)。
 
この質問の回答をすると、ビジネスはどんな形でも工夫をすればそれなりに答えは見つかると思っていますので、できなくはないとは思いますが、オーダー家具という仕事とシェアリングという発想がそもそもアンマッチだということを考えると、思考の方向が合っていないと思います。
 
一般の方に便利なビジネスは、そもそも富裕層は必要としておらず、オーダー家具は量産できないわけですから、方向は富裕層ビジネスですよね・・・なので、アンマッチということです。
 
最近もメルカリが上場時の時価総額でなんと7000億円を軽く超えましたよね(p_-)
 
こういった会社に出資した人達は、おそらくシェアリングを必要としない方達で、どんなにお金をかけても大丈夫なので世界に二つと無い自分だけの家具を作ってもらいたいと考えると思いますが、そこにマッチするサービスをしようと思っている人は逆に皆無・・・ほとんどいないという状況だと思います。
 
流行に沿うのも良いですが、もっと全体を考えてご自身のビジネスを考えるべきだと思います。よかったら、参考にしてくださいね(@^^)/~~~
 
 
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2018年06月22日(金)更新

“振り切った”顧客にどうアプロ―チするか

このところ、新幹線内での無差別テロや大阪北部の地震など、予期せぬような出来事が続いています。天災や事故を想定して動くことはなかなかできないと思いますが、自分の行動もビジネスも、常にギリギリではなく“余白”を持っておくことが重要だと思うのです。
今回はそのための「顧客の選別」についての質問を取り上げてみました。よかったら、参考にしてください(*^^)v
 
== 質 問 ==
 
石原先生は、よく『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会で「振り切ったところを顧客にしている」とおっしゃいますが、振り切った顧客にどうアプローチしているのか、その具体的な方法について、もっとお聞きしたいです。
 
== 回 答 ==
 
ビジネスの成功は顧客の選別でほぼ決まってしまうほど、誰を対象にビジネスをするかは大切です。そして、次に大切なことは“対象となる顧客”を選定したら、その顧客について思考や環境など、なるべく多くを知る努力をすることです。これが分かれば、どんな顧客でもアプローチすることは、とても簡単なことになります。
 
== 解 説 ==
 
庶民はどうやって生きて行くかを悩むが、富裕層はどうやって贅沢をするかを悩む・・・。という言葉がありますが、これは、どんな人間でも“その人なりに悩みや問題、望みや希望がある”ということを良く表していると思いませんか?
 
一般に庶民から見ると“超・富裕層には悩みなんかあるわけない・・・”という思考が働きますが、そんなことはまったく無く、富裕層には富裕層特有の悩みがあるというわけですね(p_-)
 
顧客の選別をした時に、その顧客にどうアプローチするかは、この選別した層の顧客が何を考え、どういう問題を持っているか? どんな環境に居るのかなどを、自分の立場はゼロ(=まっさら)にして先入観を無くして、理解しようとすることです。
 
これ、社長ならそこそこできますが、社員さんにはなかなかできないので、根気よく教えてくださいね。
 
思考のトレーニングに付け加えると、誰もが羨む有名人や花形スポーツ選手、大企業の社長やベンチャー経営者、超美人、TVの看板アナウンサー、200億のクルーザーを持っている富裕層、東大主席の天才、ノーベル賞受賞者、歴史的名家の跡取り、大物政治家、大学教授・・・etc.
 
こんな、誰もが憧れる職業や立場の人でも、それぞれの立場で、絶対に悩みや不満、苦労はあるということです(・・・こんな方達に悩みや苦労は絶対無いと思ってしまっている人は、“無意識に”この人達を自分の側から判断してしまっているので、そう思ってしまっているということですね)。
 
ここまでの解説で、大体分かって来たと思いますが、顧客を選別したら、その顧客の事を良く知る努力をすることです。
 
その際に大切なことは、自分の側からではなく、その対象となる顧客の側に100%立って思考するということ、また、そのためには、そういった方達に触れ、質問して、情報をたくさん仕入れる努力をすることです。
 
私が振り切った顧客に普通にアプローチできるのは、こういった振り切った顧客の事を誰よりも良く知っているからで、そのための努力をしたからです。
 
あなたも同じようにすれば、絶対にできるようになります。ぜひ、あきらめずに、実行してくださいね(@^^)/~~~
 
 
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2018年06月18日(月)更新

人手不足で、採用が思うように進みません…

梅雨真っ只中・・・こんな時期は、気分だけでも晴れやかに過ごしたいものです(#^^#) しかし、中小企業経営者たるもの、なかなかそうはいきませんよね(笑)。私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の会員さんからも、こんな質問が届きました。よかったら、参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
近年の人手不足で、採用が思うように進みません。これからの時代、小人数でも大企業に勝てるような経営が必要ではないかと思うのですが、そのためのヒントや組織の運営方法について、何かアドバイスをいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします!
 
== 回 答 ==
 
最近IPOするネット系の企業の平均社員数は80人以下の場合が多く、少ないと30~40人台だったりしますので、普通に少人数でも大企業を抜き去るようなビジネスは興っていますし、興すことは可能だということですよね。
 
ですので、質問そのものが普通過ぎて、その方がビックリという感じです。もちろん、この質問は平均的な中小企業の経営者の方の質問だと思いますが・・・この状況、大丈夫なんでしょうか?
 
== 解 説 ==
 
ここ数回の質問に共通しているのは、経営者の方の情報不足です。中小企業の経営者の方の・・・と言った方が良いかもしれませんが、こういった質問を見る度に、世の中の変化やその変化のスピードをまったく理解していない・・・という平和な印象を感じてしまいます(厳しい言い方ですみません・・もちろん、敢えて言っています!)。
 
これは、おそらく、情報を得ているソースが間違っていることから起こる問題だと思います。敢えてお伝えしますが、現在経営のスピードは加速度的に速くなっていて、メディアも出版業界もまったくその変化(とその変化の内容)をキャッチアップできないでいる状況にあります。
 
実業の変化が恐ろしく速くなっている、取材してメディアに掲載しようとする、本にまとめようとすると、その間に実態はもっと変化している・・・ので、出版された時にはかなり遅れたモノになっている・・・この繰り返し・・・だということです。本を読んで実行しようとしても既に勝てない状況になっている、ということですね(-_-;)
 
さらに、最先端ビジネスが、既存のビジネスを遥かに超える発想で起こっているので、メディアや出版社レベルの知識では理解不能になっているのでは・・・という感じがしています。
 
事例を挙げると、「株式会社ookami(オオカミ)」という会社が、どんなビジネスをしているか・・・分かっている方はどのくらいいるでしょうか? 
  
こちらの会社は2020年の東京オリンピックに向けてスポーツ業界から大変な期待を持たれている会社です。
 
一方、「株式会社トランク」、こちらはこれまでに無かった発想で倉庫のシェアリングをしていますが・・・ご存知ですか?
 
さらに、勝つ会社が“あっ”と言う間に業種を圧倒的に制覇してしまうので、競争している期間が短く、ノウハウを必要とする会社の数がとても少なくなっているので、ビジネス本そのものが必要なのか?という現実的な問題まであると思います。
 
その証拠に、昔だったらSEO対策会社は星の数くらいありましたが、今は淘汰されて数社の競争ですよね(p_-)
 
なので、最近のビジネス本と言われている書物は、実際のビジネスを詳しく解説しているものがほぼ無く、生き方や、コミュニケーション、幸せ探し、のような内容しかありませんよね。
 
さらに言うと、私は、同じ理由から、ネットも実態から遅れ始めているという印象を持っています。ネットも本を印刷するよりはずっと速いですが、あくまで文章で書かれているものなので、書いた人が深く理解できていないと、正確な内容を掲載することはできません。
 
では、どういうソースから情報を得たら良いかと言うと、それは、オールドビジネス系では無い、ニュービジネス系の会社やニューニュービジネス系と言われるビジネスをやっている人達や会社から情報を得るのが良いということです。
 
ちなみに、ニュービジネスとはネット系のビジネス、ニューニュービジネスはスマホ系のビジネスを目指している会社のことです。本も良いですが、実際の社会の変化から情報を取ることを心がければ、さらにいろいろなことが分かってきます。
 
今回の質問のような、小さな会社が大企業を普通に超えて行く事例も、既にたくさんあることが分かると思います。質の高い知識や情報を得ることで、気持ちが晴れやかになると思いますよ(@^^)/~~~
 
 
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2018年06月11日(月)更新

中小企業の新規事業プランで注意すべきこと

関東地方も梅雨入りしましたね。晴耕雨読ではないですが、雨の日には新規事業のプランニングをして過ごすというのはいかがでしょうか? ちょうど私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくれた方から、こんな質問が届きました。よかったら、参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
中小企業の経営者です。新規事業を考える際に、注意すべき点や考えるべきことがあればぜひ教えてください。
 
== 回 答 ==
 
これからの中小企業の新規事業は、既存ビジネスと関連するとか、顧客名簿から考えるなどの、ベストセラーのビジネス本やよくあるマニュアル的な考え方とは違う方向で考えた方が良いと思います。
 
== 解 説 ==
 
中小企業が新規事業を考える場合に良くある発想が、既存ビジネスと関連があるとか、技術が使えるとか、顧客名簿が役に立つなどといった内容ですが、私はそこに問題があると思っています!
 
そういった内容は、ベストセラーのビジネス本やよくあるマニュアルによればセオリー中のセオリーで、経営者の方のほとんどは“その発想からもはや思考を切り離すことができない”程になっています。
 
私ももちろん、その考え方が当てはまり、それが上手く行けば何よりだと思いますが、ほとんどの場合に、いくら考えても答えが出ない場合が多いのです・・・というか、新規事業を考えようとしても、この発想から考えるので堂々巡りをしてしまって、いつまでたっても良いアイディアが生まれずに、スタートが切れないことが多いのです。
 
原因は、そもそも本業(軸となっているビジネス)が衰退している中では、その関連ビジネスも考えにくい、ということが分かっていないわけですね( 一一)
 
また、名簿が使えるかというのも同様で、枯れ始めているビジネスというのは、なかなか顧客が増えていかない状況なので、かなり古い名簿・・・もはや使えないかもしれない名簿を、未だに使える名簿と勘違いして、事実とはかけ離れたイメージだけで思考されている場合が多いものです。
 
ということで、これまでのビジネスに捉われないで、まったく新しいビジネスを作ると考え、今成功しているビジネスをたくさん観察して、イケると思うビジネスを新たに発想した方が良いと思います。
 
既存ビジネスは、新しいビジネスを生み出すための“収入源や資金源のためだけにあると考える”というのが最良ではないでしょうか。この辺りが一番の注意事項です(@^^)/~~~
 
 
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2018年04月03日(火)更新

衰退産業化する縮小マーケットに打つ次の一手

今年は例年より早く満開を迎えた桜に彩られ、新年度が華やかにスタートを切りました♪ オフィス街で見かけるフレッシュマンたちの姿も微笑ましいですが、今回は私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の会員さんからの質問にお答えしてみました。よかったら参考にしてください(#^^#)
 
 
== 質 問 ==
 
衰退産業化する縮小マーケットの中でも、最後の数社に残れば生き残れると言われていますが、ありがたいことに、弊社もその中の一社です。しかし、残存者利益で儲けているうちのような会社に、本当の意味で明るい未来はあるのでしょうか? 
 
いつまでも現状に甘んじているだけではいけないように思えてなりませんが、なかなか次の一手を打てずにおります。
 
今後の展開について、石原先生から背中を押していただきたくて、質問を送らせていただきました。 よろしくお願いいたします。
 
== 回 答 ==
 
個人も企業も、調子の良い時に先を見越して、次なる行動を起こさないといけないわけですが、次なる行動の中で一番重要なのは、資本主義社会的に考えると、事業で上げた利益を投資に回し、働かなくても生きていける(存続していける)ように準備することです。なので、次なる一手は投資の準備ということになりますね。
 
== 解 説 ==
 
企業経営で考えないといけないことは、上手くいっている時に先の準備をすることですが、この準備の中に投資という選択(思考)が入っていないケースがとても多いことは、日本の経営者にとって、かなりの問題と考えています。
 
特に衰退している地域で会社を経営をしていたり、事業自体が衰退産業化しているという状況を考えるとなおさらで、余裕のある内に早めに投資という選択を経営の中に持つべきです。
 
これ、順を追って説明すると、マーケットが拡大するとか事業が上手く発展しているといっても、いつかはマーケットが縮小するタイミングが来るわけです。また、事業の発展もどんなに努力を積み重ねても、いつかは鈍化する・・・止まる可能性があります。
 
日本のマーケットは人口減少に伴って、全ての業種で縮小傾向になるわけですから、良い時に生み出された利益を早めに投資に回し、会社の中にもう一つの収益のエンジンを作っておくべきということなんですね。
 
・・・じつは、上場している会社はそれが分かっていますので、どんどんキャピタルを進めていて、収益の60%が投資によって得られている会社も相当数に上っているんですよ(p_-)
 
投資の方法は、今ある利益によって色々ですが、まずはそういった思考を持つことが重要です。ということで、次の一手として、投資という選択を持つことをお勧めします(@^^)/~~~
 
 
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2018年02月09日(金)更新

成功していく会社の見分け方 IPOの条件を考える ~ その3~

寒さ厳しき中でも、思考だけは明るい未来に飛ばそうということで、前々回から、「IPO(新規上場)の条件」について、私独自の見解を述べてきましたが、前回に続き、いよいよ最終回です(*^^)v
 
== 質 問 ==
 
ズバリ! IPOの条件とは何でしょうか? 時代のスピードがますます加速するなかで、みるみるうちに大きく成功していく会社と、そうでない会社の違いが気になります。
 
== 回 答 ==
 
私が考えるIPOの条件ですが、それは、最終的には“経営者の思考が転換点を超えているか?”ということになると思います。よい機会ですので、この辺りを今回は少し詳しく解説してみましょう!
 
== 解 説 ==
 
今回も回答の続きですが、毎回振り返りをすると長くなってしまうので(笑)、前回、前々回の振り返りは、ご自身でバックナンバーを読んでくださいね。
 
IPOする会社の経営のやり方って凄いというか? おもしろいというか? 通常の企業経営とまったく違うということが良く分かったのではないかと思います。
 
その迫力を伝えたくて、前回の最後に・・・
「ここまでの解説をもっと臨場感あふれるストレートな言い方にアレンジすると、IPOを目指すベンチャー起業家は、まず限られた手持ちの資金で自らのアイディアを実現させるのに“必要な資金を集められるところまで進む”、その場合は資金を1円でも無駄に使いたくないのでオフィスは当然無し、人も必要なら最小限の人間を説得しタダ同然で雇い(極端な場合は、だまして連れてくる? とも言いますが・・・)着の身着のままで昼も夜もなく働く、という感じになりますが、これが、ほぼ正しい表現と言えると思います(─_─)!!」
・・・と、書きました。
 
IPOを目指すベンチャー起業家は、一心不乱にこの資金調達ができるレベルまで、例えばシステムの開発やサービスアイディアの確立、テストマーケティングのトライ&エラーなどを繰り返し、ビジネスのブラッシュアップを進めて行きます。
 
IPOに向けた資金調達というのは、資本金の調達となるわけですので、前回も述べたように資本家に返済しなくて良いお金を出していただくわけですから、経営を加速度的に進めて行けるわけです。しかもそうやってビジネスを進めた結果IPOに成功すれば資本主義社会的に考えて相当な金額のお金を自らも手にするわけですね。
 
経営者が“思考の転換点を超える”というのはどういうことか?
 
私は、IPOに向けて努力しているベンンチャー経営者が、少しずつ・・・資本が集まったら自分の思うビジネスを、こんな良い条件で思いっきり進めることができる・・・もしビジネスのアイディアが確立しそのアイディアに共感してくれた資本家が集まり、自分に資金を出すという決断をしてくれたら“自分はどんなに幸せな人間か?”というように、感謝できる思考が少しずつ芽生えてくると、そのベンチャー経営者が人間的にもIPOできるレベルへと成長してきているなと考えます。
 
もちろん、感謝の念だけでIPOするわけではありませんが、ビジネスのレベルアップとこの経営者の思考的な成長が共に起こってこないと、IPOすることはできないと思っています。
 
資金が集まったらその資金を使って、いよいよ、いろいろな投資が始まるわけですが、その、さらなる成長のための一番大切な投資が人材の採用ということになりますが、経営者にこの感謝の念が備わっていないと、優秀な人材を集めることもできなければ、その優秀な人材を企業の急拡大に向けてまとめあげ、リードしていくことは絶対にできないと考えるからです。
 
もし機会があれば、IPOした素晴らしい経営者の方に会えると良いですね。そして、どこで自分の性格や考え方が変わったかと質問してみてください。きっと素晴らしい“思考の転換点を超えた”話が聞けるはずです。
 
ということで、3回に渡ってIPOする経営者の特質などを解説しました。参考になると思いますので、ぜひ活かしていただければと思います(@^^)/~~~
 
 
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2018年02月02日(金)更新

成功していく会社の見分け方 IPOの条件を考える ~ その2~

今年の冬は本当に寒いですね(#^^#) 東京でこんなに雪を見るのも久しぶりな感じがしますが、こんな時期でも、思考だけは凍えることがないよう、常に明るい未来へ思考のエネルギーを飛ばしていきましょう! というわけで、前回に続き、「IPO(新規上場)の条件」について、考えてみたいと思います(*^^)v
 
== 質 問 ==
 
ズバリ! IPOの条件とは何でしょうか? 時代のスピードがますます加速するなかで、みるみるうちに大きく成功していく会社と、そうでない会社の違いが気になります。
 
== 回 答 ==
 
私が考えるIPOの条件ですが、それは、最終的には“経営者の思考が転換点を超えているか?”ということになると思います。よい機会ですので、この辺りを今回は少し詳しく解説してみましょう!
 
== 解 説 ==
 
まずは前回のおさらいですが、今回の質問には専門家の一般的な回答とは別に、私なりの独自の視点からの回答をしたいと思います・・・ということで回答は始まったのですが、回答に入る前に、3タイプある経営のやり方を解説するという所からスタートしました。
 
3つのタイプの最初は、多くの中小企業が行っている経営のやり方で、自己資本を中心に経営し売上げ・利益を基に、徐々に規模を大きくして行くというやり方でしたね。
 
これは、発展より安定、冒険よりも危険を冒さないで安全性を重視した経営で・・・イメージですが中小企業の70~80%がこのような経営をしていると思います。
 
そして、2番目の経営のやり方が、銀行など金融機関から融資を受けて会社の発展を目指すという経営のやり方です。
 
このやり方は最初の自己資金のみで会社を経営して行くやり方よりもずっと速く規模の拡大が目指せますので、勝てるビジネスモデルを中心に安定よりも前向きな発展を重視するという経営のやり方となります(p_-)
 
もちろん、このやり方は当然として毎月借り入れをした銀行等に返済をしていかなければなりませんし、発展と共に借り入れも多くなって行きますので、ある種ブレーキをかけながら経営するという状況になって行くのが特徴で・・・中略・・・優良中小企業の経営のやり方と言ったら良く分かると思います。また、優秀な経営者であればできる、可能な経営スタイルということになるわけです(^_^)/
 
最後のIPOする会社の経営のやり方は、この2つの経営のやり方とまったく違います。またそのやり方が一般的な経営のやり方と全然違うので、中小企業の経営者の方はかなり驚いたりするわけですが、その辺りを含めて次回に解説したいと思います・・・というところまで回答は進んでいましたよね(p_-)
 
では、その3番目の経営のやり方の解説に入りますが、この経営のやり方がまさに今回、取り上げている“IPOする会社の経営”のやり方となのです!
 
どんな方法を取るかというと、一般マーケットから資本金として資金を調達し、一気にビジネスを加速させて上場まで最短で持って行くという方法です。
 
一番分かり易い表現とすると、目の前の売上や月次の会計などは無視して、集めた資金を使いながら(燃やしながら・・・とも言います)上場に向けてノンストップで走り続ける、資金が足りなければ、売上げを上げる代わりに、また一般マーケットから調達して継ぎ足していくという経営のやり方です。
 
当然、資金調達ができなければビジネスをスケールすることはできないので、通常は、最初のビジネスアイディアをテストして小さく具現化できるところまでは、ベンチャー起業家が自己資金(手金)でビジネスを構築する(・・・小さな事実までは、この形で進めて行き)その根拠をもって資金調達に入る感じになることが多いですね。
 
ちなみに、エンジェル投資家というのは、プランに投資する・・・根拠作りの段階から資金を出す人達のことを言います!(^^)!
 
ここまでの解説をもっと臨場感あふれるストレートな言い方にアレンジすると、IPOを目指すベンチャー起業家は、まず限られた手持ちの資金で自らのアイディアを実現させるのに必要な資金を集められるところまで進む、その場合は資金を1円でも無駄に使いたくないのでオフィスは当然無し、人も必要なら最小限の人間を説得し、タダ同然で雇い(極端な場合は、だまして連れてくる?とも言いますが・・・)着の身着のままで昼も夜もなく働く、という感じになりますが、これが、ほぼ正しい表現と言えると思います(─_─)!!
 
どうですか? かなり、臨場感が伝わって来ましたよね。ということで、回答は次回に続きま~す(@^^)/~~~
 
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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