大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2013年09月06日(金)更新

個人商店から企業へと移行するために

早いもので、9月がスタートしましたが、折りしも、今話題のテレビドラマ「半沢直樹」に出てきそうな質問が舞い込んだので、ついつい反応してしまい、回答しようと思ってしまいました(笑)。
 
あなたなら、この質問にどうお答えになるでしょうか? ご自身の経験なども照らし合わせがら、ぜひ一緒に考えてみてください(*^_^*)
 
== 質 問 ==
 
個人商店から企業へと移行中です。 いままでは家族の意見を尊重してきましたが、 企業にするにあたっては家族の意見をどこまで尊重すべきでしょうか?
 
== 回 答 ==
 
家族の意見が良いか悪いか? ではなく、意見そのものが良いか悪いか? なので、その辺は混同しない方が良いと思います。
 
== 解 説 ==
 
この場合に気をつけないといけないことは、家族の意見を聞くか聞かないかではなく、良い意見はどんな人の意見でも聞いた方が良いし、悪い意見だったら誰の意見としても聞いてはいけないという“基本的な考え方=認識”があなたの中にできているかということです。
 
というのも、同族経営には悪~いイメージが強いので、同族経営している会社はみんな悪くなっていくみたいな風潮がありますが、同族だからこそ上手くいっている会社を私は何社も知っています。
 
もっと言うと、同族経営だからこそ、そのビジネスモデルが完成しているので、ずっと同族のままで経営していった方が良いという世界的な企業だってたくさんあると思います。
 
では、現実的にどうして行ったら良いかですが、家族も含めいろいろな方の意見を聞く前に、あるいは経営にどんどん取り入れる前に、意見を出してもらうにあたっての基準となる考えを固めてそれをステークホルダー(利害関係者)全員によく理解してもらうというのが良いと思います。
 
たとえば、経営理念がすでにできている場合は、その理念に則っていろいろな意見を出して欲しいとかもできますし、理念等が無い場合でも、意見を言う場合は、自分にとっても、一緒に働くメンバーにとっても、そして顧客にとっても一番良いのはどれかという姿勢で発言してくださいね・・・・etc、としておけば、ズレないですみますよね(*^_^*)
 
同様に、経営に加わってくれる新たなスタッフに対しても、ルールを決めておいて、こんな風に発言してくださいと、一定の取り組み方のルールや基準などもあると遠慮が無くなると思います。
 
以前私がコンサルした会社の例ですが、その会社はその社長さんの代で初めて同族以外の役員を選出したのですが、その選出の際に「〇〇家の人間の意見でも、そぐわないものであれば、しっかり否定できることが取締役の条件」という同意書にサインをしてもらっていました(*^^)v
 
これで、悪い意見だったら、たとえ創業一族の人間の意見にでも役員として反論しないと、評価が落ちるわけですが・・・・これ、すばらしいですよね。この辺りを参考に、良い会社を作っていってくださいね。
 
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2013年07月19日(金)更新

「人を動かす」ための練習法

こう暑い日が続くと、あまり深くモノゴトを考えられなくなったりしますが(*^_^*)、今週はあえてベーシックな質問を取り上げ、一緒に考えてみることにしましょう。
 
「部下が思うように動かない」というのは、万人共通の悩みですが(笑)、私なりの視点で解説してみました。よかったら、参考にしてください(*^^)v
 
 
== 質 問 ==
 
人を動かす(動かせるようになる)具体的な練習法などを教えてください。
 
== 回 答 ==
 
この質問は、おそらく役職者になった時に人や組織を動かすことを想定しての質問だと思いますが、練習は日常的にできると思います。
 
== 解 説 ==
 
自分が部下を持った時にどうやって指導したら良いか?  どうやって部署や部門として成果を上げていったら良いか?  など、将来リーダー的な立場や役職者になった時を想定して、部下を育成する方法を理解したり、事前に練習しておく方法があったらよいですよね。
 
練習や体験をしておけば、いざ部下を持ったり、役職者になった時に自信を持って対応できますから、なるべく多くの機会を通してこういった部下育成や教育の練習をするべきだと思います。
 
では、どこで練習するかということですが、私は、特別に何か機会を作るというよりも、日常的に起こっている事象の中から機会を見つけて指導してみる、育成してみるという体験をした方がよいと思います。
 
その場合に目標とすることですが、それは「指示命令」では無く「気持ちよく人を動かすにはどうすれば良いか」ということを念頭に置くということです。
 
マネジメントというのは、指示命令で相手を動かすのではなく、どうすれば、相手が自らの意思で動くように導くかということと捕らえると、こんな思考になりますが、こう考えると、立場が上ではなくても、周りの人をマネジメントできると気づくはすです。
 
ということは、常に練習することができると言うことですよね(*^_^*)
 
ちょっとアドバイスですが、一般に言われている指示命令で部下を動かすというマネジメント方法は、組織をひとつの方向に早く動かすことはできると思いますが、部下がおのおの担当する現場・現状に合わせて思考するということには向いていません。
 
なので、組織が自ら動くような運営には向いていないということです。マネジメントも、時流とともに進化していますので、古き良き時代のノウハウはもう、当てはまらなくなっていることに一刻も早く気づきたいものですね(@^^)/~~~
 
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2013年07月05日(金)更新

経済が悪い中、社員やお客様の幸せをどう考えるべきか

じつは昨日、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の東京勉強会で、今話題騒然の心理カウンセラーの心屋仁之助さんが、ゲスト講演をしてくださいました(*^^)v 
 
今回の回答は、ちょっと心屋さんふうになってしまったのですが(笑)、社会によくある構図だと思うので、よかったら参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
社員の幸せやお客様の幸せが大切だとわかっていても、これだけ経済が悪化してくると、そんな悠長なことは言っていられないという会社も多くなると思います。
 
私はこんなときだからこそ、従来の考え方を転換させなければならないと思いますが、この点についてはどう思われますか?
 
== 回 答 ==
 
質問者の疑問には、まったく同感です。特に経営者が社員を幸せにすると勝手に考えていることには、大いなる疑問を持たざるをえません。社員はもっと優秀で、社長の勝手な思い込みや、制約をはずしてあげれば、みんな自分の力で勝手に幸せになりますよ!
 
== 解 説 ==
 
こういうのは、心屋仁之助さんふうに言うと、親を心配しているあまり結婚できない娘がかえって親の自立を妨げているっていう構図にそっくりですね(ーー;)
 
社員の幸せを考えるのは経営者の務めと言うのは、まあ、確かにそうですが、一見正論に聞こえてしまうこの考えの怖いところは、こういう社長さんほど社員の能力を信用していない確率が高いということです(合ってなかったらごめんなさい!)。
 
俺が付いていないと、社員は絶対にダメになる、こんな不景気を生きていけないに決まっている、また、俺はそうやって会社を経営しているのに、世の中の経営者は何をやっているんだ~みたいに聞こえてしまいますよね(ーー;)
 
こういう会社だと社員は自立しなくてすむので、どんどん力を出さなくなっていく傾向に向かいます。だって社員を幸せにするのは社長の役目なんだから、社員自らが自分で幸せになるように努力しなくてもいいんですからね。
 
それどころか、社員が勝手に幸せになったら、社長は役割を果たせなくって不幸になってしまう・・・みたいなスパイラルです。勝てないチームの監督がやってることとそっくりですよね(―_―)!!
 
一人でがんばらないで、みんなと一緒に努力するとか、起きていること全部が自分のせいみたいに考えないで、もっと肩の力を抜いて経営する方が良いと思いますが・・・すべては経営者の”思考”が決めているような気がします(*^_^*)
 
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2013年04月05日(金)更新

ある社員の悩み…「社長が一担当となって動き回っていることに不安を感じます」

新年度を迎え、社内外に新しい風が吹いてきた会社も多いと思います。そんな中、とある企業の優秀な社員の方から、相談を受けました。「一担当となり、動き回る社長が心配だ」と言うのです(―_―)!!
 
あなたなら、この質問にどうお答えになるでしょうか? ・・・ぜひ一緒に考えてみてください(*^^)v
 
== 質 問 ==
 
以前石原先生がお話されていた「事業責任者と経営者を分ける」ということに関連するのですが、弊社はまだまだ社長の経験と人脈に依るところが大きいため、社長が一担当となって動き回り、引き継ぐ者がほとんど育っていないことが先の不安となっています。
 
一人一人が抱える仕事量から、厳しいと思いますが、将来に向けた取り組みも必要かと・・・何か案はございますか?
 
== 回 答 ==
 
これ以上の新規の顧客をとらないで・・・あるいは減らして、教育や採用に注力し、引き継ぎの方法を考えるべきです。それが不可能だと判断したら最小単位で経営する形に会社をシフトするか、別の仕事を選択するのが良いと思います。
 
== 解 説 ==
 
経営者としては、現状売り上げが上がっているのでなかなか将来の経営状況に思考が回らないのだと思いますが、経営的に考えて今の状況はかなり危険な状態だと早く理解することが必要です。
 
理由は、目先の顧客に目を奪われてしまって、将来に対してまったく対処出来ていないからです。こんな状況にも関わらず「そこそこ売上げが上がっているので我が社は結構安泰だ!」などと、もし経営者の方が考えているとしたら、非常に危険だと思います。
 
この状況で何をしないといけないかというと、新規の仕事をとらないで、人を採用、教育し、今の仕事を組織化していくことが可能なのかということを早く検証することです。状況によっては、売り上げを落としてでも、教育等に時間を割かないといけない場合もあると思います。
 
中小企業の場合、経営者が仕事が出来てもその仕事を部下に引き継ごうと思った時にスキルや人材レベルの問題で難しいということはよく起こります。引き継ぎ可能な人材レベルを考えると給与とのバランスで難しいなどという問題がでてきてしまうからです。
 
また、仕事そのものがとても属人的な場合には、そもそも組織化は不可能という場合もあるのです。で、あるなら社長の仕事レベルを求めないで、普通の人でも出来るレベルに仕事の質を落として値段を下げた場合に顧客が納得するかなども、考えないといけないわけです。
 
もっというと、引き継ぎが不可能と分かった時には、会社を大きくしないで経営するか、組織化が可能な別の仕事を創造するということも必要になってくるからです。
 
企業経営で大切なのは、現状よりも将来のあるべき姿です。目先の利益に動かされないで、早く将来のための一歩を踏み出すようにしてください。
 
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2013年03月01日(金)更新

『のぼうの城』に見る新感覚のリーダーシップとは

早いもので、今日から3月のスタートです♪ しだいに芽吹いてくる草木のごとく、私たちも気持ちや思考を“春モード”に切り替えていきたいところですね。


そこで今回は、思考のシフトチェンジに最適な本をご紹介したいと思います。昨年(2012年)映画も公開されて話題になったのですでに読まれた方も多いと思いますが、この本をぜひ、「経営書」として読み直してみてください(*^^)v

 


201303011655_1.jpg

 

201303011655_2.jpg


 

「のぼう」とは、主人公である成田長親のこと。忍城(おしじょう・埼玉県行田市にあった城)城主・成田氏長の従弟でありながら、馬にも上手に乗れず武将に求められる資質ゼロの男で、かといって農作業をしてもその不器用さからかえって足手まといになる始末。まさに「でくのぼう」を絵に描いたような人物なんですが、なぜかみんなから「のぼう様、のぼう様」と親しみを込めて呼ばれ、愛されているのです。

 

この忍城に天下統一を控えた豊臣秀吉の命で、石田三成率いる2万の兵が攻めてきたからさぁたいへん! 城主は「一戦も交えず速やかに開城せよ」と言い残し小田原城へ。しかし、あとを任された「のぼう様」は、うっかり敵軍にけんかを売ってしまったのです(ー_ー)!! そこから500人対20,000人というありえない戦が始まるわけなのですが・・・。

 

リーダーシップにはいろいろなカタチがありますが、この長親は「人心を掌握する」タイプのリーダーで、彼を取り巻く個性派たち(武勇に優れた正木丹波、荒くれ者の柴崎和泉、兵法書を読破し実戦経験がないにも関わらず「軍略の天才」と豪語する坂巻靭負ら)や農民たちまでもが「のぼう様がやるって言うんじゃ仕方あるまい!」と、それぞれの持てる力を惜しみなく発揮し、一致団結してしまうのです。

 

それどころか、戦の終盤にはある奇策を講じ、敵軍の心まで掌握してしまう・・・これぞ「のぼうスタイル」なわけですが、じつは今、こういう新感覚のマネジメントが“キテる”んですね(*^^)v 命令で部下を動かす時代はとっくの昔に終わっているのですが、残念ながらそのことに気づいている経営者の少なさにはびっくりしてしまいます。

 

なぜなら、リーダーシップや組織運営に関する書籍やセミナーでは、未だに「率先垂範」「背中で教える」「結果責任を取る」…などと教えられていることが多いからです。情報には“タイムラグ”がありますから、気をつけて選択しないと、うっかり日本が右肩上がりの時代の理論を学んでしまう可能すらあるということです(―_―)!!

 

時代は変わったのです! トップはこのことに早めに気づく必要があると思い、私の主宰する『高収益トップ3%の倶楽部』の今月の勉強会では、「危険!! 今の世の中、勉強すると馬鹿になる?」というちょっとショッキングなタイトルで(笑)、たっぷり解説するつもりです。会員以外の方にも、ビジターとしてご参加いただけますので、よかったら“生”でお聴きください(@^^)/~~~


 

2013年01月18日(金)更新

事業規模縮小・再出発への準備の仕方を考える

早いもので、1月も半ばを過ぎました。今週は雪の影響を受けた方も多かったのではないでしょうか(*^_^*) そんな中、かなりシビアな質問が届きましたので、今回は「事業規模縮小・再出発への準備」について、私なりの視点でお答えしています。よかったら、参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
今までやってきたビジネスモデルが、マーケットの縮小で将来的に期待できないため、事業規模を一旦縮小し、最終的には整理して再出発しようとする場合に、その準備の仕方や注意事項があったら教えてください。
 
== 回 答 ==
 
こういう場合に取る戦略は、いくつかありますが、整理して再出発すると決めたなら取るべき戦略は“積極的な消極策”・・・ですね。ただ、もう一回マーケットについて考えてみるのも良いかもしれませんよ。
 
== 解 説 ==
 
今のビジネスモデルが将来的に期待できない(=発展しない)と感じたときに取る戦略は、いくつかに分かれると思います。
 
一つは、今回の質問者のように、状況に合わせて縮小、整理、再出発していく戦略です。
こういう選択をした場合に取るべき戦略は“積極的な消極策”だと思います。
 
縮小するという計画を積極的にするのって意外に難しいので、こういう場合には、かなり意識しないとできないと思います。理由は、お金を使わないようにするというとホントにへこんでしまいますが、積極的にお金を使わないようにする・・・と言い直すと、ちゃんとした目標になり楽しくなりますよね。なので、こういう感じで意識してみてください。
 
そして、もう一つはそのまったく逆で、縮小していく業界の中で、最後のマーケットを取りに行くという戦略です。
 
縮小するマーケットには、例えば新規参入する会社は皆無、業界全部が縮小に向かっている、新規の投資は極端に少ない、跡継ぎはほぼいない、いるとしてもかなり能力が問題、経営の進め方が前近代的、インフラが余っている(タダでもらえる可能性もある)、人材の確保が超簡単……などの特有の特徴があります。
 
その中で、最大のおもしろさは、なんと言ってもライバルがいないということなので、実は、かなり“おいしいマーケット”と見ることもできます。
 
それに、今後マーケットに伸びがなくても、撤退する会社が多くなれば残っている御社にとっては、マーケットが拡大していることになりますよね。ということで、こんな戦略を取るのもまた一つの方法です。 
 
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2012年12月28日(金)更新

リクナビやマイナビを使わなくても、新卒は採用できる!?

早いもので、今年最後のブログとなりました(*^_^*) みなさんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか? どんな年も、経営者の頭を悩ませるのは「人」の問題です。そこで今回は、新卒採用に関する質問を取り上げ、私なりの視点でお答えしてみました。よかったら、参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
新卒採用をするには(できれば優秀な人材)、リクナビ、マイナビなどを利用しなくては採用できないのでしょうか? リクナビ、マイナビなどのなかった時代は、どうやって新卒採用していたのでしょうね。よきアドバイスをお願いします。
 
== 回 答 ==
 
リクナビやマイナビを利用しなくても、優秀な人材を採用することはできると思います。ただその場合は、リクナビやマイナビにお金をかける以外の、何か別の投資が必要になってきます。どちらが良いかは、御社の状況によりますね。 
 
== 解 説 ==
 
企業経営において全ての判断の基準は、「費用対効果」ということになります。新卒や中途など人材の採用も、基準はこれと同じで投資と効果のバランスで、どちらが効果があるかと考えて、手段の選択をすべきです。
 
ご質問のように、リクナビやマイナビを利用しなくても、何らかの他の方法で優秀な人材は採用できると思いますし、実はそうやっている会社さんも結構あるのではないかと思いますが、そういった会社は、別の何かに時間やお金、行動という投資をした結果、採用を成功させていると思います。
 
その別の何かへの投資と、リクナビやマイナビへの投資・・・どちらが費用対効果が良いかという比較をした結果、こちらの方が良いと判断し、独自の方法を選んでいるのだと思います。
 
例えば、何か学生向けにコンテストを主催してその応募者の中から優秀な人材にアプローチする。ある程度長期に渡って学生イベントのスポンサーになり、関係する学生とのパイプを太くしていって、そこから採用へつなげていく。
 
あるいはもっとコアに、自分の出身大学のクラブやサークルのOB会の会長やスポンサーになり、学生を支援したり、アルバイトに雇って自社に興味を持ってもらう(実際にこれを進めてかなりの学生を集めている会社を私は知っています)。
 
社長自身が本を書いたり、講演やセミナー等を行ってブランド化すれば、ほおっておいても御社に興味を持った学生から問い合わせが、採用サイトに寄せられると思います。
 
・・・etc・・・と、いろいろなアイディアは出てくると思いますが、先ほども書いたように、こういう活動にも結構な労力や費用が要りますよね。ですので、ある程度長期に採用を考えている会社であれば、費用等を考えて、こういった別の方法を考えてみるのも良いと思います(^_-)-☆
  
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2012年12月21日(金)更新

叱る指導はもう限界!?  賢い会社は「褒めて育てる」社風をつくる

その昔から「人は褒めて育てよ」と言われていますが、厳しいビジネスの現場ではなかなかそうもいかず、わかっちゃいても、ついつい叱りたくなる場面も少なくないですよね(笑)。
 
そんな中、社内に「褒め合うしくみ」を、とても上手につくっている企業が目立ち始めてきました。飲食店等のお試し予約サイトを運営する株式会社シンクスマイルには、『CIMOS(シーモス)』の存在を知って、入社してくる若者もいるみたいですよ。
 
201212211017_1.jpg

 
『CIMOS(シーモス)』とは、同社が開発した“褒め合いゲーム”のようなもの。一般社員は月に20枚、経営陣は40枚のバッジを持っていて、感謝の気持ちを伝える「サンクスバッジ」、笑顔が素敵な人に贈る「スマイルバッジ」、動きがいい人に贈る「ナイスアクションバッジ」などを、毎日互いに贈り合うのです。
 
さらに、Facebookとも連動しているので、取引先からバッジが贈られることもあり、社員約70名は、顔出しでサイトに登場し、どのバッチを何枚送られたかが、レーダーチャートで表示されています。
 
つまり、この“褒め合いゲーム”が、社内外を含めた公平な評価制度の役割も果たしているわけですが、ここまでオープンになっているのは、なんとも今っぽいですよね(*^^)v
しかし、一見ただのゲームにも見えるこの制度、じつはとてもよく考えられていて、同社独自の『10の行動指針(バリュー)』をバッジで表現したものなのです。
 
10の行動指針とは「1.顧客に驚きと衝撃を」「2.先に与える 常に与える」といったものですが、とかく絵に描いた餅になりがちな経営理念や行動指針などにも、ほんのちょっと遊び心を加えてやれば、ゲーム感覚で社内外に普及させていけることがよくわかります。
 
さらに、社員自身も自分のレーダーチャートを冷静に見ることで、自分の強みを実感したり、逆に足りない部分に気づくこともできるでしょう。
 
また、福利厚生代行の株式会社ベネフィット・ワンでも『ホメテ委員会』を開設。相手の名前とメールアドレスを入力し、「段取りがいい」などの24項目の中から褒めたいポイントを選択して、褒め言葉とともに匿名で相手に送れるしくみをつくりました。
 
同社はこのしくみをオープンにし、会員登録すれば誰でも利用可能にしていますが、社員同士の褒め合いに特化すべく、同じドメインのアドレスにだけ送れるようになっていて、お互いに褒め合うと、初めて相手の名前がわかるしくみになっているみたいです。
 
こうした“褒め合いゲーム”を、社員だけでなくパートも含めた約14万人という大規模な組織で活用しているのが、あのヤマト運輸です。「仕事は見て覚えろと、叱って育てる指導法に限界を感じた」として、会社や同僚への愛情を育てるべく『満足ポイント制度』を立ち上げたのです。
 
社内のイントラネットを利用し、同僚を褒めるコメントを投稿すると、褒められた相手に10ポイント、褒めた自分に3ポイントが入るしくみになっていて、累計200ポイントで銅、500で銀、1,000で金、2,000でダイヤバッジが授与され、すでに9万人を超えるダイヤバッジホルダーが誕生しているのだとか。
 
どうやら、賢い会社はすでに、昇給や昇進に代わる『承認(相手の存在価値を認める)制度』を上手に機能させているようですね(^_-)-☆
 
こうした制度は、多少の手間こそかかりますが、導入に当たりたいしたお金もかからないので、一度試してみる価値があると思います。これらの事例を参考に、自社にも“褒め合う”社風があるか・・・今一度見直してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~


2012年11月30日(金)更新

「ナンバー2」は独立に向かない!?

早いもので、11月も末日。明日からは、もう師走です(*^_^*) 経営者にとっては、何かと気ぜわしい季節ではありますが、来年を視野に入れつつ、目の前のことにしっかりと集中していきましょう。
 
そんな中、以前私がポッドキャスト『経営のヒント+(プラス)』で話した内容について、こんな質問が届きました。よかったら参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
会社のナンバー2が独立しても、成功する確率は非常に低いとのことでしたが、ナンバー2が独立して、成功するためのポイントや秘訣があれば、教えて下さい。
 
== 回 答 ==
 
組織にいた時に人を育成する方法を身につけていれば、独立しても大丈夫です。絶対に成功すると思います。 
 
== 解 説 ==
 
組織に所属している人、特にナンバー2が独立する場合、意外と成功する確率が高くないことを以前にお話したことがあるので、この質問が来たのだと思います。
 
この内容をもう少し詳しく言うと、例えばあの会社は「あのナンバー2で成り立っている」とか「社長よりも○○部長のおかげで成功している」と言われるような一見外部から見るとすごく仕事が出来るナンバー2的な存在の人が独立した場合に、成功する確率はイメージよりもかなり低くて、上手くいくのは20~30人に1人位かな~などと話したことがあります(*^_^*) で、この回答に「意外だな~」と思った方の質問だと思います。
 
もちろん、成功をどのレベルで考えたら良いかも問題なので、上手くいくという状況を“元の会社と同じかそれ以上に成功する”という感じで考えて答えていると思ってくださいね。で、そういう風に独立して前職の会社を超えるような成果を出せる人はかなり少ないという感じなのです。
 
では、その理由を解説すると、前職ですごい成果が出せたのに、独立して成功出来る人と成功出来ない人の違いはどこから来るかと言うと、ずばり“人を育てることが出来るか出来ないか”の違いにその原因があります。
 
1人で独立して何かをする場合ならば、ビジネスセンスや営業力が突出していれば成功します。またビジネスモデルやマーケティングのノウハウをしっかり身に付けていれば成果を出すことは出来ると思いますが、会社経営となると、実際には人との関係をしっかり作って行くことが出来るかどうかにかなりのウエートがかかってくるのです。
 
ナンバー2の方が成果を出している場合に、結構ココが問題で、社長が人心を掌握してる組織の中で成果を出しているのか、自分自身にもその能力が備わっていて成果を出しているかは、一度しっかり見極める必要があると思います。
 
大企業をスピンアウトした方が、中小企業に来てなかなか成果を出せなかったり成功できない理由も実はこれと同じで、大企業の場合、上司部下とのコミュニケーションをそんなに気にしなくても、会社の力で部下は動きますから、簡単に組織は動いてしまうのです。
 
独立するにあたって、ビジネスモデルやマーケティングのノウハウも大切ですが、コミュニケーション能力や人の育て方が備わっているかということがとても大切です。特にあなたがナンバー2的な立場にある場合には、一度自分の人に対する能力の棚卸しをしてみるといいかもしれませんね(^_^)/~
 
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2012年10月22日(月)更新

「思考できる人材」の育て方

10月も終盤、すっかり秋も深まりました。秋は、思考を深めるにも最適な季節です。今回はとある経営者の悩みを取り上げてみました。よかったら、参考にしてください(*^^)v

 
== 質 問 ==
 
人材教育に相当な時間とお金を掛けているつもりですが、なかなかこちらの期待するような「思考ができる人材」が育ちません。思考できる人材を育てるには、どうすればいいのでしょうか?

 
== 回 答 ==
 
この質問の答えはわりと簡単で、仕事をさせるときに、基本、指示命令しないで自分で考えさせるようにすると、思考する習慣が相手についていきます。
 
ただ、ほとんどの経営者の方はこれが出来ないので、部下やスタッフが思考しないようになってしまうのです。ですので、しっかりトライすることをお勧めします。
 
 
== 解 説 ==
 
経営者の方からの質問でとっても多いのがこうした内容なので、似たような質問を代表してこの方の質問にお答えします。
 
教育にいくら時間と費用を掛けても、日常で実務に入った時に社長や上司がいつも指示命令をしている環境だと、自分で考えそれを実行に移し結果を通してやり方や思考を改善していくことは出来ません。なので、自分で思考する人材は育たないと思います。
 
おそらくこういった質問をするということは、あなた自身が経営者としてあるいは上司として、部下に対してかなり指示命令タイプなんだと思いますが、それがご自分では気付いていないという状況だと思います。
 
・・・ただ、こういう事例というか状況は、日常的にほとんどの会社で起きていることでもあります・・・・(ーー;)
 
どうしてそうなってしまうか?ですが、それは、“リーダーとは指示命令する人”という概念が強いことと、目の前の仕事について絶対に自分の考えや、やり方の方が正しいし、結果もよく出ると考えているので、そうなってしまうようです。
 
・・・もちろん、緊急を要する仕事やリスクを伴う事柄の場合はその方が良いとは思いますが、気を付けて欲しいことは、指示命令をすればするほど、相手の脳は萎縮して、自分で考えるということを止めてしまうということです。
 
また自分がそんなふうに、もしずっと誰かから指示命令されていたとしたら、今の自分は形成されていたか? また、そんな環境にずっと留まっているか? と考えてみてください。
 
絶対に今の自分は形成されていないし、能力のある人なら絶対にそんな環境からは飛び出していったと思います。
 
人間というのはどうしても自分の考えで相手を動かしたいと思ってしまう傾向が強いので、また自分が上司の立場に立ち正しいと思うとその傾向がもっと強くなってしまって、無意識のうちに指示命令型になってしまうものです。
 
それでいて「なぜ自分で思考しないのか!」と叫んでも、あなたが環境を変え、接し方を変えない限り、部下に考えるという余地や時間を作ってあげることは出来ないということです。
 

 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 
«前へ 次へ»

ボードメンバープロフィール

board_member

石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

バックナンバー

<<  2018年7月  >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31