ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2017年06月17日(土)更新
富裕層に特化した不動産賃貸業を成功させるために
早いもので、ことしも上半期が終わろうとしています。経営者のみなさんは、年頭に掲げた目標や計画とすり合わせながら、下半期の展開を考えていらっしゃると思いますが、そんな中、かなり真剣な相談が舞い込みました(#^^#)
不動産業の2代目の方から、「富裕層に特化したビジネス展開」について、こんな質問をいただいたのです。あなたなら、どうお答えになりますか? 業種は違えど、基本となる部分は同じなので、よかったらご一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
現在は父の経営する不動産屋で修行中の身です。先日『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に初めて参加させていただき、ぜひ自分も「富裕層」に特化した不動産賃貸業を始めたいとワクワクしております。
しかし、具体的な一歩としてはどうしたらいいものか・・・気持ちばかりが高揚して、地に足がついていない状態なのですが、こんな自分はどうしたらいいでしょうか?
ちなみに、今は地方都市におります。失礼を承知で、勇気を出して質問させていただきました。ぜひ、先生のご意見をお聞かせください。
== 回 答 ==
富裕層ビジネスのポイントは突出した専門知識+富裕層特有の価値観や情報を共有していることです。これから不動産業を勉強するのなら、同時に富裕層に関する知識と認識をつけていくことをお勧めします。
== 解 説 ==
富裕層ビジネスに関しての質問が多く来ますので、不動産業に限らず富裕層ビジネスに取り組んでいくにはどうしたら良いか? という観点も含めてお答えします。
まず、考えないといけないことは、顧客として考えている富裕層を取り巻くサービス側のレベルや環境ですが、一般の方が考えているよりもはるかに高く、ガードも堅いです。
富裕層と言うのはレベルにもよりますが、例えば100億円の資産を持っている方をクライアントにできたら、1回のクロージングで1億円の利益をあげるビジネスが成立したりしますが、これは、一般顧客1万人から1万円収益を上げるビジネスに匹敵するわけですよね(p_-)
考えてみれば、こんなに上級な顧客に対しては、既に相当なメンツがしっかり彼らを囲い込んでしまっていると考えないといけないわけですよ!
これから富裕層ビジネスを仕掛けていくとなると、彼ら(サービスを提供する側の人間です)の持っている専門知識と最低で同等・・・欲を言えば何でも良いので圧倒的に勝てる要素を一つでも持っていることが必須で、なお且つ、この硬い硬いガードを打ち破る・・・掻い潜る・・・知らないうちに入り込む・・・等の何らかの手法を使う以外に近づく方策は無いわけです。
どうですか? 富裕層ビジネスをやりたいと思っても、既に彼らを顧客にしてビジネスを展開しているまわりの環境を知ると、“かなり手強い状況の中に入って行くんだな!”ということが分かってきますよね。
でも、これって、考えてみたら至極当たり前のことだと思いませんか?
にもかかわらず、富裕層ビジネスに参入したいという中小企業の経営者の方とお話すると、ほとんどこの事実に気付いていない・・・というか、こういったことは考えていないようなんです(@_@;)
イメージは、富裕層が自分のために待っててくれているような安易な気持ちで富裕層ビジネスに参入しようとしている感じなんです!!
だから私は、この現実(=事実)に気付いていただきたくて“あなたの求める富裕層顧客は既にかなりのガードの中にいますが大丈夫ですか?”と質問するわけです。
富裕層ビジネスをやりたいという経営者や企業には、私はこの質問をなるべく早くするわけですが、この質問に対する反応は真っ二つで、“ゴールが分かったので、なるほど!と言って本気になる”場合と“そんなに大変だとは思っていなかったので諦めます”と尻込みする場合に分かれます。
これ・・・実際話すと、本気になる会社はかなりの少数だったりします(─_─)!!
そこで本気になった会社に私が提案する内容は、まずそういった囲い込みをしている(=あなたの業種で富裕層顧客をターゲットにビジネスを展開し成功している)会社のレベル感が分かるようにかなり詳しいリサーチをしてくださいと指示します。
そこで勝てる要素が無かったら、その業種のマーケットでの富裕層ビジネスは真正面からぶつかっても勝てないとお話します。
ということで、かなり長くなってしまったので、回答は次回に続きとなりますが、次回までにさらに今回書いた内容も踏まえ“ふむふむふむ”と考えて思考を富裕層ビジネスへとシフトさせておいてくださいね(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
不動産業の2代目の方から、「富裕層に特化したビジネス展開」について、こんな質問をいただいたのです。あなたなら、どうお答えになりますか? 業種は違えど、基本となる部分は同じなので、よかったらご一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
現在は父の経営する不動産屋で修行中の身です。先日『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に初めて参加させていただき、ぜひ自分も「富裕層」に特化した不動産賃貸業を始めたいとワクワクしております。
しかし、具体的な一歩としてはどうしたらいいものか・・・気持ちばかりが高揚して、地に足がついていない状態なのですが、こんな自分はどうしたらいいでしょうか?
ちなみに、今は地方都市におります。失礼を承知で、勇気を出して質問させていただきました。ぜひ、先生のご意見をお聞かせください。
== 回 答 ==
富裕層ビジネスのポイントは突出した専門知識+富裕層特有の価値観や情報を共有していることです。これから不動産業を勉強するのなら、同時に富裕層に関する知識と認識をつけていくことをお勧めします。
== 解 説 ==
富裕層ビジネスに関しての質問が多く来ますので、不動産業に限らず富裕層ビジネスに取り組んでいくにはどうしたら良いか? という観点も含めてお答えします。
まず、考えないといけないことは、顧客として考えている富裕層を取り巻くサービス側のレベルや環境ですが、一般の方が考えているよりもはるかに高く、ガードも堅いです。
富裕層と言うのはレベルにもよりますが、例えば100億円の資産を持っている方をクライアントにできたら、1回のクロージングで1億円の利益をあげるビジネスが成立したりしますが、これは、一般顧客1万人から1万円収益を上げるビジネスに匹敵するわけですよね(p_-)
考えてみれば、こんなに上級な顧客に対しては、既に相当なメンツがしっかり彼らを囲い込んでしまっていると考えないといけないわけですよ!
これから富裕層ビジネスを仕掛けていくとなると、彼ら(サービスを提供する側の人間です)の持っている専門知識と最低で同等・・・欲を言えば何でも良いので圧倒的に勝てる要素を一つでも持っていることが必須で、なお且つ、この硬い硬いガードを打ち破る・・・掻い潜る・・・知らないうちに入り込む・・・等の何らかの手法を使う以外に近づく方策は無いわけです。
どうですか? 富裕層ビジネスをやりたいと思っても、既に彼らを顧客にしてビジネスを展開しているまわりの環境を知ると、“かなり手強い状況の中に入って行くんだな!”ということが分かってきますよね。
でも、これって、考えてみたら至極当たり前のことだと思いませんか?
にもかかわらず、富裕層ビジネスに参入したいという中小企業の経営者の方とお話すると、ほとんどこの事実に気付いていない・・・というか、こういったことは考えていないようなんです(@_@;)
イメージは、富裕層が自分のために待っててくれているような安易な気持ちで富裕層ビジネスに参入しようとしている感じなんです!!
だから私は、この現実(=事実)に気付いていただきたくて“あなたの求める富裕層顧客は既にかなりのガードの中にいますが大丈夫ですか?”と質問するわけです。
富裕層ビジネスをやりたいという経営者や企業には、私はこの質問をなるべく早くするわけですが、この質問に対する反応は真っ二つで、“ゴールが分かったので、なるほど!と言って本気になる”場合と“そんなに大変だとは思っていなかったので諦めます”と尻込みする場合に分かれます。
これ・・・実際話すと、本気になる会社はかなりの少数だったりします(─_─)!!
そこで本気になった会社に私が提案する内容は、まずそういった囲い込みをしている(=あなたの業種で富裕層顧客をターゲットにビジネスを展開し成功している)会社のレベル感が分かるようにかなり詳しいリサーチをしてくださいと指示します。
そこで勝てる要素が無かったら、その業種のマーケットでの富裕層ビジネスは真正面からぶつかっても勝てないとお話します。
ということで、かなり長くなってしまったので、回答は次回に続きとなりますが、次回までにさらに今回書いた内容も踏まえ“ふむふむふむ”と考えて思考を富裕層ビジネスへとシフトさせておいてくださいね(@^^)/~~~
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