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2014年09月19日(金)更新

石原流情報活用術 ~自分のフィルターに引っかかるものだけを蓄積する~

その昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、このところめっきり秋めいてきましたね。秋は思考を深めるには最高の季節ですので、そろそろ来年の計画も立て始めたいところです。
 
さて、今回は私の情報整理術に関する質問を取り上げてみました。あまり参考にならないかもしれませんが(笑)、ひとつの方法としてご提案します(*^_^*)
 
== 質 問 ==
 
石原先生は「業界業種を問わずコンサルする」と決めてから、様々な人や情報と出会っていく中で、それらの情報をどのように整理し“その時”を待たれていたのでしょうか?
 
== 回 答 ==
 
情報の整理法は良く聞かれますが、私は、メモを取ることは一切ありません。見るモノ・聞くモノ・感じることに、フィルターをかけていて、そのフィルターに引っかかることのみを自然に蓄積するという方法を身につけています。
 
== 解 説 ==
情報の整理法は良く聞かれますね(^.^) いつ本や雑誌、新聞を読んでいるのですか?とか、ネットをどれ位活用しているのですか?・・・等、特に私のポッドキャストを聞かれている方たちからの疑問は凄いようで「なんでそんなに何でもカンでも知ってるんですか?」とか、果ては「先生は知らないことが無いのですか?」まで、本当に最近良く情報の整理法等を聞かれるようになっています。
 
で、私なりに、自分を観察・分析した結果ですが、私はどうも、ある一定のフィルターをかけて物事を見たり・聞いたり・体験しているようで、そのフィルターにかかったことを自然に無意識に記憶できるようになってしまっているようです。
 
どんなフィルターをかけているかは企業秘密ですので、言えません(最近私が何でもタダで教えたり、話してしまうので、秘書や会社スタッフからなるべく自粛してください命令が出ています…笑)が、このフィルターにかかった情報は必要な時に「え~と、あれはなんだっけ?」と自分の脳にアクセスすると、絶対に「あ~あれあれ!」「そうそうこれ!」みたいな感じで思い出せるようになっています。
 
そのかわり、このフィルターにひっかからなかったモノやコトは全部バッサリと忘れる、捨て去る、記憶から完全に消される・・・位に覚えていない感じで、脳が動いているようです。そう、興味の無いモノや意味を感じないことは、まったく関心を示さないで忘れ去る感じですね。
 
また、これは絶対に覚えておくぞ!なんてこともしませんし、いつか使うためにファイルするとか何かしておくということもありません。ですから“その時を待つ”なんてこともまったく意識したことはありません(p_-)
 
何度か人並みに、ファイリングすることにトライしてみたことも、白状するとありますが、全然、使わないので、不要の努力と今は思うようになっていますm(__)m
 
では、どうその記憶情報を使っているかというと、先ほど言ったように、必要に応じて「う~ん、あれなんだっけ?」っていう感じで脳に問いかけると、自然に必要な記憶が戻ってくる感じで活用しています。
 
・・・この辺の脳の使い方を知りたい方は、私の著書『成功曲線を描こう。』の潜在意識について書いている章を読んでいただけると分かると思いますので、ぜひ、読んでみてください。
 
情報の収集と、その情報の活用の仕方は、実は本当にこうしています。なので、あまり参考にならないかと思いますが、今回の質問がきっかけになり、自分のやっていることが、さらにはっきりしたことには感謝していますm(__)m 質問いただいた方、ありがとうございました!
 
また、この話かなり面白いので、有料ポッドキャストのプレミアム版(トータル60分の番組)でいずれ話してみようと思います♪
 
 
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