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2014年09月01日(月)更新

ギタリストのためのギター音を抜いたカラオケ誕生!?

歌は苦手だけど、ギターは大好き・・・そんな人たちに、ちょっとうれしいサービスが誕生しているのをご存じでしょうか? 歌ではなくギターの演奏音を抜いたカラオケ・・・つまり、カラオケボックスにギターを持ちこんで、そのカラオケに合わせてギターの練習ができるわけです(^^♪
 
業務用カラオケ事業を展開するエクシングの「ギタナビ」に加え、カラオケボックス「まねきねこ」などを運営するコシダカホールディングスも「ギタすきっ」の配信を始めるようですが、カラオケボックスの使われ方に、大きな変化が起こりそうですね。
 
 



今や「カラオケボックス」も成熟市場のひとつですが、子ども連れでランチができるような広い部屋を用意し、ママさん達をターゲットにした店舗があるかと思えば、「お一人様」専用の店舗ができたりと、業界全体で手を変え品を変え、集客に苦心している感があります。
 
そんな中で、「カラオケ」のそもそもの概念をくつがえすかのような、「歌わないカラオケ」という発想には、ちょっと驚きました(@_@;) このアイデア、聞けば納得ですが、そうそう出せるアイデアじゃありませんよ!
 
コシダカは、自社が運営する参加型カラオケシステム「すきっと」の新コンテンツとして、この「ギタすきっ」を提供するようですが、実店舗の「カラオケ本舗まねきねこ」「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」においても、9月下旬から配信を開始するみたいです。
 
単にギターの音を抜いたカラオケを流すだけでなく、室内に設置しているスクリーンにギターコードを映し出すそうですから、自宅で黙々と練習するよりずっと楽しいはず。このサービスが、ギタリストたちに上手に浸透すれば、結構利用者が増えるんじゃないでしょうか。
 
厳しい環境が続く業界においても、柔軟な発想を持てば、必ず突破口が見つかるものです。この事例を参考に、自社のビジネス展開にも新たな突破口はないか・・・楽しみながら発想を拡げてみてください(@^^)/~~~