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2014年02月14日(金)更新

バネ屋さんがつくった新感覚ブロック「SPLINK(スプリンク)」

先週末に引き続き、今日も東京は雪模様ですが、みなさまどうぞ、お足元にお気をつけください(*^_^*)

もしかしたら、この雪で予定がキャンセルになった方もいるかもしれませんが、急にぽっかり空いた時間には、ぜひ自社の次なる展開を楽しみながら考えてみてください♪

今日はそのためのちょっとしたヒントをお届けしたいと思うのですが、下の画像・・・いったいなんだと思います?





じつは、横浜市にあるバネ製造会社「五光発條」が開発した製品で、金属製のバネをつなげて遊ぶ新感覚ブロックなんです(@_@。

その名も「SPLINK(スプリンク)」。昨年(2013年)12月に第一弾として「ネコキット」(840円)、「カエルキット」(1680円)、「ペン立てキット」(1890円)の3種類を自社サイトで限定発売しました。

この第一弾で好感触を得て、ボディパーツ6種、ジョイントパーツ6種の全種類のパーツを各100個詰め合わせた「頭脳を刺激するコンプリートセット」(7,140円)と使用頻度の高いパーツを詰め合わせた「頭脳を刺激するプロフェッショナルセット」(7,140円)の発売も開始!

なんでも社長の村井さんは自称「レゴマニア」だそうで、社長室には7万個以上のバネを使った「昇り龍」や、社長自らかぶることもある「帽子」、伸びをする「猫」などの作品がズラリと並んでいるそうです。きっとバネで“レゴを超える世界観”を表現したいのではないでしょうか。

同社は高い技術力を持ち、カメラ向けのバネではシェア6割を占めるものの、近年は生産コストの安い海外メーカーとの価格競争に苦しんできたそうです。

そんな中で、このバネ製ブロックの開発に着手してきたわけですが、本業に負担をかけずに開発費を捻出するために「クラウドファンディング」で、55万500円の調達に成功・・・出資者たちに、試作品を評価してもらったり、パッケージデザインなどの様々な支援を受けて、商品化にこぎつけたそうですよ(*^^)v

こうした事例を見るにつけ、「もう経営者は一人で悩む時代じゃないんだなぁ~」と感じます。勇気と誠意があれば、支援者とカンタンに繋がれる・・・そんな時代感覚を身につけて、新たな展開に乗り出してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~