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2009年07月31日(金)更新

お酒と仕事の関係を考える

今回は「Q&A」バージョンでお届けしますが、「明大生との一問百答」のバックナンバーから質問を選んでみました。学生さんならではの、フレッシュな感覚がいいですね。


== 質 問 ==

私はお酒があまり強くありません。なので、将来接待の席などですぐに 酔ってしまうのではないかと不安になります。やはり、お酒に強いほうが社会人として得なのでしょうか?


== 回 答 ==

お酒が飲めないと仕事ができないとか、ゴルフが上手でないと接待ができないから出世に関わるといったことは、確かに昔はあったかもしれませんが、今はまったくないと思いますので心配しないでください。
斯く言う私も実はお酒はかなり弱いですし、ゴルフも3回しか行ったことがないのですがまったく仕事に支障は無いです(*^_^*)

== 解 説 ==

これから世の中に出て行く学生さんからすると、いろいろなことが心配になるのですね。それにサブプライム問題以来かなりの就職難ですから、こんな質問も出てきてしまうのだと思いますが、お酒が弱いからといって、今はほとんどというか、まったく仕事に支障はありませんから心配しないでください。

それから、企業の接待自体も、今は経費節減や効率化等でものすごく下火ですし、新人歓迎会等で無理に飲ませたりして事故などあった場合は、企業としても大変なことになりますので、お酒が飲めないから評価されないということもないですし、飲むことを強要されもしませんなから安心してください。

事実、私も回答に書いたようにすごっくお酒が弱いですが(笑)、仕事にまったく支障はありません。それにゴルフも忙しいのでまったくやりません(*^_^*)

ただ、お酒が飲めることを総称して、人との付き合いが良いとか、そうい機会に慣れているのでコミュニケーション能力が高いという評価をすることはよくあります。

飲める=いろんな人と気さくに話せる、機転が効く、話題が作れる、集まった人を飽きさせない、楽しませることが出来る・・・などといった感じで、人間力として見る時が確かにあるということですね(*^_^*)

なので、お酒よりもこういったコミュニケーションの能力を磨くような機会には積極的に参加して、人とのふれあいなどをたくさんして機転とか、周りを楽しませること・・・などはしっかり身に付けておいた方が良いと思います。

面接等でもし聞かれたら、「お酒は飲めませんが人は大好きなので飲み会はとっても好きですし飲み会の雰囲気は大好きです」なんて答えたら満点だと思います。

きっと(こんな質問をしてくるということは)コミュニケーションに自信がないのかな、なんて思ったのでアドバイスも回答に付けときました。参考にしてください。

いかがですか? 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。

これまでのQ&Aも「バックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~