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企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2008年10月03日(金)更新
「地サイダー」地域の活性化に貢献!?
秋の行楽シーズン、旅行に出かける方も多いかと思いますが、今、全国各地で作られている『地サイダー』が注目を浴びているのをご存知でしょうか? 旅のついでに、ぜひチェックしてみてください(~o~)
宮崎の「マンゴーサイダー」、兵庫県の有馬温泉で人気の「ありまサイダー」、佐賀県の「103(てんざん)サイダー」など、いずれも地名や地元の特産品を生かした商品づくりをしています。昭和を感じさせる、ちょっとレトロな感じも人気の秘密のようです。
「地サイダー」は、もともと、地酒、地ビール、地ウィスキーなどと同じように、「分野調整法」という中小企業を守る立場から大企業者の事業活動を調整する法律に守られて細々と作られてきたもので、大量生産され全国規模で流通する商品とは区別するための呼称です。
それが今ではネットのおかげで全国に流通するようになり、楽天などでは、各地の地サイダーを2本ずつ組み合わせたアソートセットなども販売されているのですから、ちょっとおもしろいですよね。
今年(2008年)の夏、「日本橋高島屋」の食品売り場に16種類の地サイダーを並べたところ、1本200円前後と決して安くない値段にもかかわらず、1日平均150本が売れ、入荷が追いつかない状況だったようです。
また、北京五輪開幕中には、愛知県の「バンザイサイダー」や「日の丸サイダー」が人気を集めていたそうです。お子さんと一緒にシャンパンがわりにサイダーで祝杯をあげる家庭もあったみたいですよ。
全国清涼飲料工業会が把握するサイダー類のメーカーは約60社にのぼり、町おこしの話題づくりや、地域活性化対策として新たに企画される例も相次いでいるといいます。
愛知県の「サムライサイダー」などユニークな名前の商品や、兵庫県の「須磨水ぷくぷくサイダー」など、地元の天然水や特産品を配合したものもよく売れているそうです
秋田県美郷町の清らかな湧水を使用した「仁手古(にてこ)サイダー」は、年間40万本を売り上げ、地元の観光振興に一役買っているみたいです。
その他、特産のリンゴやレモン、オリーブ、柿酢などを配合して、個性豊かに仕上げている商品も多く、アイディアしだいで新商品がいくらでも作れそうな感じがします。
ちょっとおやじギャグのようですが、仕事に煮詰まった時に飲むとスカッとする「天才だー!(テンサイダー)」なんて商品を作ったら、ネットなどで結構話題になるのではないでしょうか……(笑)。
それはともかく、情報化社会が進化したおかげで、中小零細企業でも、おもしろい商品を作れば、全国区で売れる時代になったのは、とてもありがたいことだと思いませんか?
地サイダーのメーカーでも、ネット通販を始めるところも増え、全国清涼飲料工業会では、全国の66銘柄を紹介するガイドブックを作成したそうです。
昭和のレトロブームも追い風になっているようですが、われわれにとっては懐かしい飲み物でも、今の若者たちにとっては、ちょっと新しい感じがするのかもしれませんね。こんなところから、世代間の会話が生まれるのも、とてもいいことだと思います。
この事例を参考に、自社独自のアイディアを持って、地元に貢献する道がないかを真剣に考えてみるのも楽しいかもしれません。秋の夜長、あれこれとアイディアを絞ってみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
宮崎の「マンゴーサイダー」、兵庫県の有馬温泉で人気の「ありまサイダー」、佐賀県の「103(てんざん)サイダー」など、いずれも地名や地元の特産品を生かした商品づくりをしています。昭和を感じさせる、ちょっとレトロな感じも人気の秘密のようです。
「地サイダー」は、もともと、地酒、地ビール、地ウィスキーなどと同じように、「分野調整法」という中小企業を守る立場から大企業者の事業活動を調整する法律に守られて細々と作られてきたもので、大量生産され全国規模で流通する商品とは区別するための呼称です。
それが今ではネットのおかげで全国に流通するようになり、楽天などでは、各地の地サイダーを2本ずつ組み合わせたアソートセットなども販売されているのですから、ちょっとおもしろいですよね。
今年(2008年)の夏、「日本橋高島屋」の食品売り場に16種類の地サイダーを並べたところ、1本200円前後と決して安くない値段にもかかわらず、1日平均150本が売れ、入荷が追いつかない状況だったようです。
また、北京五輪開幕中には、愛知県の「バンザイサイダー」や「日の丸サイダー」が人気を集めていたそうです。お子さんと一緒にシャンパンがわりにサイダーで祝杯をあげる家庭もあったみたいですよ。
全国清涼飲料工業会が把握するサイダー類のメーカーは約60社にのぼり、町おこしの話題づくりや、地域活性化対策として新たに企画される例も相次いでいるといいます。
愛知県の「サムライサイダー」などユニークな名前の商品や、兵庫県の「須磨水ぷくぷくサイダー」など、地元の天然水や特産品を配合したものもよく売れているそうです
秋田県美郷町の清らかな湧水を使用した「仁手古(にてこ)サイダー」は、年間40万本を売り上げ、地元の観光振興に一役買っているみたいです。
その他、特産のリンゴやレモン、オリーブ、柿酢などを配合して、個性豊かに仕上げている商品も多く、アイディアしだいで新商品がいくらでも作れそうな感じがします。
ちょっとおやじギャグのようですが、仕事に煮詰まった時に飲むとスカッとする「天才だー!(テンサイダー)」なんて商品を作ったら、ネットなどで結構話題になるのではないでしょうか……(笑)。
それはともかく、情報化社会が進化したおかげで、中小零細企業でも、おもしろい商品を作れば、全国区で売れる時代になったのは、とてもありがたいことだと思いませんか?
地サイダーのメーカーでも、ネット通販を始めるところも増え、全国清涼飲料工業会では、全国の66銘柄を紹介するガイドブックを作成したそうです。
昭和のレトロブームも追い風になっているようですが、われわれにとっては懐かしい飲み物でも、今の若者たちにとっては、ちょっと新しい感じがするのかもしれませんね。こんなところから、世代間の会話が生まれるのも、とてもいいことだと思います。
この事例を参考に、自社独自のアイディアを持って、地元に貢献する道がないかを真剣に考えてみるのも楽しいかもしれません。秋の夜長、あれこれとアイディアを絞ってみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
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