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脳のCPUの性能を良くするために

投稿日時:2015/01/23(金) 15:32rss

ここだけの話、「もっと頭が良ければなぁ~」と思ったことはありませんか(笑)? 今回は、私の配信するポッドキャストのリスナーさんから、ちょっとおもしろい質問が届いたので、お答えしてみました♪
 
== 質 問 ==
 
私は現在40代後半で、新しい会社に転職したばかりですが、新しい仕事に直面して自分の脳の働きが思わしくないことに気づきました。以前のポッドキャストで、石原先生は「僕は脳の働きを勉強している」「脳の働きを良くするには日常の中の変化に気づくこと」とおっしゃっていましたが、もう少し具体的に教えていただけないでしょうか? 脳のCPUの性能を良くするために、日々どんな習慣づけや努力をすればいいでしょうか?
 
== 回 答 ==
 
脳の働きは「良質な刺激」によってトレーニングできると思っています。ですので、それを探して触れることをおすすめします。
 
== 解 説 ==
 
脳の機能は、大きくは思考性と回転の速さという二つの要素に分けて考えることができると思います。
 
思考性というのは、物事を一方方向だけで考える(=見る・思考する)のではなくいろいろな角度から考える力や他との関連も考慮に入れながら物事を考える力の事で、私の著書『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)でいうところの<人称>の高さを持った思考とも言えます。
 
回転の速さは、文字通り思考の速さを言うので、何かを発想する速度とか相手の思考や意図を瞬時に察知して回答するスピードが速いということです。一を聞いて十を察知するというのはこの思考の速さで、反応性を基にした頭の良さだと思います。
 
思考性の話をしましたが、要はこういった能力(=脳の働き)を上げるにはどうしたらイイかということですが、そのためには、こういう思考ができるようになるための良質な刺激を脳に与えるのが最良の方法だと思います。
 
これを分かりやすく言うと、あなたより頭の良い人と直接接触して会話を通して良質な刺激をもらうのが一番良いということです。
 
あなたより思考の広い人と会話することによって「なるほど、こういう感じで考えるのか?」とか“相手の話の速度やテンポについていくために目いっぱい思考の速度を上げないと大変!”という体験があなたの脳にとって最良の刺激となるということです。
 
直接の刺激が難しい場合は、頭の良い人の書いた本や文章を真剣に読むとか、一流の方達が出演するテレビの対談番組などをDVD録画して真剣に見るとかでも良いですね。
 
こうやって脳に刺激を与えると、日常性の中から変化に気付いたり、人が考えもつかないことを発想できるようになってくると思います。参考にしてみてください(@^^)/~~~
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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