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経営者にとっての「読書」とは

投稿日時:2013/11/29(金) 17:12rss


今年もいよいよ師走がやってきます(*^_^*) 経営者のみなさんにとっては、さらに忙しい毎日が続くでしょうが、こんな時期こそ「自分を見つめ直し、人生の深みを知る」時間を取ってほしいところです。

そこで今回は『学生・社会人との毎週一問百答』に寄せられた過去の質問から、あらためて「読書の意義」について考えてみました(*^^)v

== 質 問 ==
 
経営者のみなさんにとって、「読書」とは何ですか?

== 回 答 ==

読書とはいろんな意味合いがありますが、最高の読書とは、人生の先輩から生き方や深みを学ぶことだと思います。

== 解 説 ==

読書についてはいろいろ聞かれます。また、著書にも結構詳しく書いているのでそちらをご覧になっていただければと思いますが、読書にはいろいろな意味合いがあります。ざっくり区別すると、

1)広く知識を得るための読書
2)ある特定の知識を身に付ける(勉強の)ための読書
3)そして、いろいろな人の人生に触れて生き方や哲学を学ぶための読書

などがあると思います。

また本の種類も歴史書、ビジネス書、学術書、小説といろいろな分野があり、得られるものも違ってきますので、用途に合わせて読むと良いと思います。

それぞれに価値はありますが、最近では何かを売るための本が氾濫しているので、本そのものの価値が極端に下がってしまっていると思っていますが(・・・・そういう本も売るための知識やノウハウを身に付けるための本ということにはなりますが・・・(ー_ー)!!)価値ある本は素晴らしいものだと思っています。

価値ある本に出会った時に私が一番感じるのは、その本を書いてくれた方の他者への愛情の深さというか、人間性の素晴らしさです。

また、どうしてそんなことを感じ取れたのかと、人間の持つ感性の鋭さや感受性の深さには、感動を覚えるほどです。

そういう意味で、私が好きなのは著者の持っている人間性や生き方を学べる読書ということになります。また、そういう本は100年経っても価値の下がらない、いや、どんどん価値の上がっていく本だと思います。

ということで、私にとっての「本」は人生の深みを感じさせてくれるものということになりますね。よかったら参考にしてください(@^^)/~~~


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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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