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2016年は“コラボレーション”の年!? 数社共同で商品開発する場合の注意点とは

投稿日時:2015/12/25(金) 15:26rss

早いもので、2015年最後のブログとなりました(#^^#) 今年一年のご愛読に感謝し、来年を視野に入れた話題をお届けしようと思うのですが、先日開催した、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の東京勉強会は、「2016年、勝ち組経営者は“コラボレーション”をキーワードに人脈を切り開け!」というテーマでお話しました。そんななか、ちょっとおもしろい質問が届いたので、あなたならどうお答えになるか・・・よかったら、一緒に考えてみてください(*^^)v
 
== 質 問 ==
 
数社共同で商品開発をする場合の注意点を教えて下さい。共同で商品開発をする場合、商品に対する権利や利益分配など難しい問題があると思いますが、うまく進めるコツなどあれば、ぜひ教えて下さい。
 
== 回 答 ==
 
共同で商品を開発する場合や共同でビジネスをする場合は、事前の話し合いや取り決めがとにかく大切で、それをしっかり契約書としてまとめることです。
それを、人間関係が崩れるとか、嫌われたくない等で曖昧にすると、絶対に上手く行きませんから気をつけてくださいね。
 
== 解 説 ==
 
最近、こういう質問を良くされますが、商品やサービスを開発するよりも、むしろ契約書を作る方が難しいというのが、正直な感想です(p_-)
 
それくらい気をつけて交渉を行わないと、結果が上手く行きませんから、絶対に気を付けて話し合いや取り決めを何度も納得いくまで繰り返し行って、それを契約書にまとめてからスタートするようにしてください。
 
これは、あなたのためということもありますが、結果としては関係する全ての会社・関係者のためにもなることですから、敢えて、めんどうくさい嫌われる役を務めるようにしてください。
 
このようによく話し合い、役割や権利を決め、契約書を完成させてから、実務に入るのが一番良い進め方です。
 
その際の注意事項ですが、絶対にモノ分かりの良い人にならないことです。また嫌われたくないとか人間関係が崩れるとか、空気を読む等で、言うべきことを言わない・言えないナドということが無いようにすることです。
 
それから、押しが弱いと条件が不利になることが多いですから、押しに負けないこと、関係者を性善説で決して見ないことなども重要です(─_─)!!
 
・・・なんだかこういう感じで書いていくと、とても性格の悪い人間になる様に勧めているようですが、契約というのは、通常こういう感じで進めないといけないモノだと認知してください。
 
他には、中立的に弁護士(資格の無い第3者ではダメです)を立てる、自分が押しが弱かったら別の人間を交渉の窓口に立てる・・・などの方法もありますが、将来的に考えて経営者ならばこういった交渉事は、絶対に逃げては通れない道でもあるので、今回のトライでコツをつかんでいただければと思います。ぜひ、がんばってくださいね(@^^)/~~~
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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